リバプールの日本代表FW南野拓実について、前所属先であるザルツブルクのジェス・マーシュ監督が評価した。『ESPN』のインタビューをもとにイギリスデイリー・メール』が伝えている。

南野は、ザルツブルクで迎える5年目となった今シーズン、オーストリアブンデスリーガでは14試合に出場し5ゴール6アシストチャンピオンズリーグ(CL)では6試合で2ゴール3アシストを記録。すると、グループステージで同居していたリバプールとの試合での活躍が評価され、今年1月に完全移籍でリバプールへと加入した。

リバプール加入後は、プレミアリーグ3試合、FAカップ3試合、CL1試合に出場したものの、ノーゴールノーアシストと数字を残せていない。

それでも、マーシュ氏は南野のリバプールでの成功を信じて疑わないようだ。

「私が(ザルツブルクに)来た時、彼がチームにとって大きな役割を果たすだろうと思っていた。頭が良くとても賢いからだ」

「爆発的なものは持っていないが、フットボールを理解している。プレーと戦術を作る方法を理解している」

リバプールには非常に多くの才能と経験のある選手がいるので、タキ(南野の愛称)がそのグループに身を置くには少し時間がかかるかもしれない」

「時間がたてば、彼がリバプールの前線の6つのポジションほとんどすべてをプレーできることを理解するだろう。とても頭がよく賢いので、物事を理解していくにつれて良くなるだろう」

「練習では本当に良くやっていると聞くし、彼らは感銘を受けた。しかし、試合ではまだ一緒になれていないだけだ」

「少し時間がかかるかもしれないが、私が知っているタキはとても熱意があり、毎日より良くなる術を持っている男だ。時間の問題だよ」

リバプールでの南野はゴールにこそ絡めていないものの、献身的なプレーユルゲン・クロップ監督も認めており、その評価は決して低くはないだけに後は数字という結果が望まれる。

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