ディズニー映画の古典を中心とした懐かしい子供向きファンタジー映画(アニメ映画中心)の中で、子供には怖すぎることで有名なトラウマシーン・恐怖シーンを振り返ってみましょう。『ファンタジア』の「はげ山の一夜」や「ピンクエレファンツ・オン・パレード」(ピンクのゾウの幻覚)など語り継がれている有名なみんなのトラウマが続出。

『ファンタジア』(1941年)/ 伝説の恐怖シーン「はげ山の一夜」(悪役「チェルナボーグ」が悪魔・幽霊を誘い夜会を催す)

『ファンタジア』の「はげ山の一夜」/ Night On Bald Mountain - Fantasia (1941) (Theatrical Cut)

ファンタジア』のディズニーヴィランズ(悪役)であるチェルナボーグは、真夜中に悪魔や幽霊を禿山に誘い、夜会を催す。

あのスティーブン・スピルバーグ監督も『ファンタジア』の「はげ山の一夜」が怖くて泣いたという。
子供には、怖すぎる「はげ山の一夜」のシーンは、「あのシーンは子供には怖すぎる」と親からクレームを受け続けた。

アニメ史に残る伝説の恐怖シーン
アニメ映画クラシックファンタジア』に登場する暗黒の王チェルナボーグの恐ろしさは、子供向きとは思えない。

ディズニー映画『ダンボ』(1941年)/ 伝説のトラウマシーン「ピンク・エレファンツ・オン・パレード」(ピンクのゾウの幻覚)

『ダンボ』(原題:Dumbo)

『ダンボ』(原題:Dumbo)

サーカスに生まれ、失敗ばかりの耳の大きな赤ちゃん象のダンボが成長していく姿を描くディズニーの感動アニメ。ほかの象から仲間外れにされ悲しみに暮れるダンボは、ティモシーに励まされながら“空飛ぶ象”としてサーカス一のスターに成長する。

ピンク・エレファンツ・オン・パレード (ダンボ)

ディズニー映画ダンボ」の挿入歌(原題:Pink Elephants On Parade
日本語歌詞付き
映像だけでも不気味なのに、歌ってる人の歌声も不気味だから余計怖さがある。

ダンボがあやまってお酒の入った桶に入ってしまい、酔ってしまう場面があります。このとき、親友のティモシーも一緒にいますが、ティモシーもまた桶の中に入ってしまい酔ってしまいます。

その後、酔いつぶれた両者は、大量に現れるピンクのゾウの幻覚を見ることになります。この幻覚こそが、今回問題となるトラウマシーンです。

ダンボ』のトラウマシーンピンクのゾウの幻覚」(ピンクエレファンツ・オン・パレード)

『バンビ』(1942年)/ バンビの母親が人間に殺される…映画史に残る悲劇として語り継がれる

ディズニーを代表する永遠の名作『バンビ』

ディズニーを代表する永遠の名作『バンビ』

春、森の奥で生まれた子鹿のバンビは、友達のとんすけやガールフレンドのファリーンなど、楽しい森の仲間たちに出会い、喜びや悲しみを経験しながら、やがて逞しく成長していきます。動物たちの森の生活を通して、自然界の美しさや厳しさの中で、伸びやかに成長していく子供たちの姿を、情緒豊かに描いたディズニーの名作。

ウォルト・ディズニー - バンビ(Bambi) part2

バンビの母親は、美しく大変優しい性格で、息子であるバンビを愛情一杯に育てるが、物語の途中人間達に殺害されてしまう。母親の死という普遍性の高い出来事であり、多くの人が感情移入しました。

映画史に残る最も悲しいシーンのひとつとして語り継がれている。

「イカボード先生の怖い森の夜」/ みんなのトラウマ「首なし騎士」の登場・ディズニー史上稀に見るバッドエンドで終わる

「イカボード先生の怖い森の夜」の「首なし騎士」の登場 / Ichabod and Mr. Toad (1949) The Headless Horseman

『イカボードトード氏』(イカボードトードし、原題:The Adventures of Ichabod and Mr. Toad)は、1949年10月5日公開のディズニー作品である。ディズニー長編アニメーション第11作。

株式会社ポニー発売のビデオレーザーディスクディズニーのこわ~いお話」に「イカボード先生の怖い森の夜」と改題して収録された。絶版。

ブエナ・ビスタ発売のDVD「とっておきの物語」シリーズの「ミッキーの王子と少年」に「イカボード先生のこわい森の夜」と改題して収録されている。
「イカボード先生の怖い森の夜」は、ディズニー史上稀に見る「バッドエンド」かつ「謎を残したまま」の作品。
首なし騎士は炎のついたカボチャの頭を投げつけてきます。

それが画面いっぱいに広がったところでブラックアウト

「結局、先生は行方不明になった」というナレーションで終わってしまう。

ディズニー最大の失敗作?と評される『コルドロン』の不死身の軍隊(アーミー・オブ・ザ・デッド)

『コルドロン』

『コルドロン』

勇敢な戦士に憧れる少年・ターランが、悪の帝王を封じ込めた壷を探し軍隊を作ろうとするホーンド・キングと戦う。ディズニーには珍しいダークファンタジー

『コルドロン』は、ディズニーオタクの間では「ディズニー史上最大の駄作」「暗黒期における一番の黒歴史」と評される悪名高い作品。
『コルドロン』は1985年に公開されるとかなりの不人気作品となり、ただでさえ暗黒期と言われていた当時のディズニーにおいてもとんでもないレベルの大赤字を生み出した作品になってしまいました。

批評家からもボロクソに批判され、現在でも「ディズニー史上最大の失敗作」「全ディズニー映画の中で歴代ワースト作品」としばしば言われるほどです。そのあまりにも酷い悪評ゆえに、ディズニーオタクの間では逆に「最大の駄作」として悪い意味でものすごく有名な作品になっています。
出典 【ディズニー映画感想企画第25弾】『コルドロン』感想~最も有名な失敗作~ - tener’s diary

魔法の大壺「ブラック・コルドロン」/ The Black Cauldron - Army of the Dead restored score + Deleted scenes. (READ DESCRIPTION FIRST)

角のはえた骸骨のような魔王の「ホーンド・キング」は、魔法の大壺「ブラック・コルドロン」を使って不死身の軍隊(アーミー・オブ・ザ・デッド)を生み出す。

兵士が溶ける人体破壊シーンが本編ではごっそりカットされた。
魔王ホーンド・キングから世界を救え!

魔王ホーンド・キングから世界を救え!

魔法の壷「ブラック・コルドロン」を巡って繰り広げられる壮大なアクション
出典 twitter.com
魔法の大壺「ブラック・コルドロン」によって「不死身の軍隊」(アーミー・オブ・ザ・デッド)が出現する。

ディズニーの代表作『ピノキオ』(1940年)/ ランプウィック(ランピー)がロバになるトラウマシーン。ディズニー映画屈指の恐怖シーン。

ディズニー・アニメーション初期の不朽の名作『ピノキオ』

ディズニー・アニメーション初期の不朽の名作『ピノキオ』

妖精に命を授けられた操り人形ピノキオが、誘惑や試練を経て勇気と正直さ、人を愛する心を育み、本当の男の子として生まれ変わるまでを描いた感動のファンタジー

ランプウィック(旧吹き替え版ではランピーと呼ばれる)がロバになるトラウマシーン。ディズニー『ピノキオ』(1940) より 「遊んでばかりの子供はロバになる」

子どものころ、ディズニーピノキオが本当に怖かった。
馬車屋のもくろみどおり、好き勝手暴れた子供たちは、瞬く間にロバになってしまう。ランピーも例に漏れずロバになってしまう。
ランピー助けてー!と叫ぶも時すでに遅し、みるみるロバへと変貌してしまいます。変貌シーンは、ホラー映画などによくある影だけが映されており、かえってそれが怖さを増長しています。
出典 【ピノキオ】子供がなぜ「ロバ」に?トラウマシーンを徹底解明! | Disney Index
このトラウマシーンは、好き放題やったらとんでもない罰が当たるんだよ、と諭す子供たちのいましめとなった。

『ウォーターシップダウンのうさぎたち』(1978年)/ 無惨に噛みちぎられ血に染まったウサギ

『ウォーターシップダウンのうさぎたち』予告編 / Watership Down (1978) Official Trailer - John Hurt Movie

ウォーターシップダウンうさぎたち』(Watership Down)は、1978年公開のイギリスアニメーション映画である。日本公開は1980年7月12日

リチャードアダムスによる同名の児童文学を原作としたアニメ映画であり、うさぎの生態と冒険を描いた作品。
トラウマアニメと評される『ウォーターシップダウンうさぎたち』

うさぎたちを取り巻く環境の厳しさは容赦なく、過酷な環境を逞しく生き抜くことの尊さこそが作品のテーマ

『白雪姫』/ 女王が老婆に…魔女の変身シーン

ディズニー映画の原点であり、世界初の長編アニメーション...

ディズニー映画の原点であり、世界初の長編アニメーション作品「白雪姫」

白雪姫と7人の小人が活躍するグリム童話を映画化したディズニー初の長編名作アニメ美しい白雪姫に嫉妬の炎を燃やす継母は、森の中で白雪姫を殺すよう手下に命じるが…。

『白雪姫』の魔女の変身シーン(冒頭)/ ウォルト・ディズニー(Walt Disney) - 白雪姫(Snow White and the Seven Dwarfs) Part2

女王が老婆になってしまう。

美しい女王がイボだらけの怖い老婆になってしまうシーンは、不気味すぎて見ていて不安になる。
女王が老婆になってしまった…

『ライオンキング』/ ハイエナに蹂躙されるスカーの最期

ハイエナに蹂躙されるスカーの最期 / Simba Vs Scar-Lion King Fight Scene HD

ハイエナたちに殺されるスカーの残酷描写は影絵になって(直接的な描写を避けて)ショックを弱めている(が、実際には恐怖感は増長された)。

子供向きとは言えない恐怖演出の悪役の死亡シーン
ライオンキング』のディズニーヴィランズ(悪役)であるスカー。悪堕ちしたライオン
スカーは、ハイエナたちに助けを乞うが、怒りを買い、殺害されてしまう悲惨な死を迎える羽目になった。

『ネバーエンディング・ストーリー』(1984年)/ 白い愛馬アルタクスが悲しみの沼に沈んでしまう

『ネバーエンディング・ストーリー』(1984年)

『ネバーエンディング・ストーリー』(1984年)

少年・バスチアンが古本屋で1冊の本を見つけたことから、不思議な物語が始まる。

父親と暮らす少年バスチアンは、ある日いじめっ子達から逃げていた途中に入った古本屋で立派な装飾を施した一冊の本を見つける。表紙に「はてしない物語」と書かれたその本の世界、「ファンタージェン」には、猛スピードで動くカタツムリパスタ、夜魔を乗せて飛ぶ巨大コウモリのブーブ、石を食べる大きな怪物ロックバイター、底なし沼に棲む巨大な老亀モーラ、空飛ぶ白い竜ファルコンなどの奇想天外なクリーチャーが生息していた。そして原因不明の病に侵された幼き女王“幼ごころの君"を救うために選ばれた勇敢な少年アトレーユ。彼が荒野を駆け巡る冒険の世界に魅了され、誰も居ない校舎で一人読み進めるバスチアンだったが・・・。

ネバーエンディング・ストーリー テーマ曲 The Neverending Story - Limahl

アトレーユの白い愛馬アルタクスは悲しみの沼へと沈んでいってしました。子供向けの映画としてはかなり衝撃的な切ないシーン
「悲しみなんか払いのけろ。アルタクス、頑張れ。悲しみがお前に取り憑いているんだよ。負けるんじゃない。追い払え!」
勇者アトレーユは愛馬アルタクスとの旅の途中、「悲しみの沼」に住む賢者モーラに会いに行きます。

「悲しみの沼」は悲しみに憑りつかれたものが沈んでしまうと言われ、愛馬アルタクスはモーラに出会う前に力尽き沼に沈んでしまいます。
恐ろしい悲しみの沼に沈むアルタクス…。

元のページを表示 ≫

関連する記事