安斉かれん三浦翔平がダブル主演を務める「M 愛すべき人がいて」(毎週土曜夜11:15-0:05、テレビ朝日系)の第1話が、4月18日(土)に放送となる。

【写真を見る】夢を見て上京してきたばかりの“おさげ”学生姿のアユ(安斉かれん)

本作は、歌姫・浜崎あゆみが誕生するまでに秘められた出会いと別れを描く小松成美の同名小説を映像化。鈴木おさむがドラマならではの彩りを加え、連続ドラマ化する。

安斉がのちに「平成の歌姫」と呼ばれ、楽曲だけでなく、ファッションやメークなどすべてが注目を浴び、一大ブームを巻き起こすトップスターであり、女性たちのカリスマとして君臨することになるアーティスト・アユを演じる。

一方、三浦が演じるのはレコード会社「A VICTORY」を設立し、専務取締役に就任し、名プロデューサー「マックス・マサ」として、音楽シーンで数々のムーブメントを生み出すマサ。

その他、アユやマサの運命を大きく左右する個性豊かなキャラクターとして、白濱亜嵐、田中みな実高嶋政伸高橋克典らが参加し、「M 愛すべき人がいて」をさらに盛り上げる。

また、本作では当時流行したファッションや小物、スポットなど、物語の舞台となる1990年代を忠実に再現している。

注目の第1話では――

1993年、福岡から祖母・幸子(市毛良枝)と共に上京してきたアユ(安斉かれん)。

東京で芸能活動をして売れれば家族の生活が楽になると意気込むアユだが、そううまくはいかず、高校に通いながら細々とエキストラのような仕事をこなす日々を送っていた。

そんなある日、歌手を目指す友人・玉木理沙(久保田紗友)から六本木のディスコ・ベルファインで、レコード会社「A VICTORY」のカリスマプロデューサー、マックス・マサ(三浦翔平)が次のスターを探していると聞き、アユは理沙と一緒にベルファインに行くことに。

一方、会社の売り上げをカリスマプロデューサー・輝楽天明(新納慎也)が一人で担っていることに危機感を覚えたマサは、社長の大浜(高嶋政伸)に「他にもヒットを出さなければ未来はない」と進言。

しかし、輝楽ブームに浮かれている大浜は聞く耳をもたない。一蹴されたマサに眼帯姿の秘書・姫野礼香(田中みな実)は、「私は昔からマサのすごさを知っている」と優しい言葉を掛ける。

その夜、いつものようにベルファインのVIPルームに赴いたマサは、直属の部下・流川翔(白濱亜嵐)に「おまえが売れると思うやつを連れてこい!」と指示を出す。

フロアに降りた流川は、次々と女の子に声を掛け、VIPルームに連れて来る。

その中には、流川イチオシの理沙と無理に付いてきたアユの姿もあった。緊張しながらマサの前に並んだアユだが、女の子の顔を見て次々と切り捨てていくマサのやり方に、つい反抗的な態度を取ってしまう。

翌日、堂々と自分に意見した姿に初めて心を動かされたマサからアユに電話があり、“平成の歌姫”誕生に隠された物語が幕を開ける。

――という物語が描かれる。

映像化の発表やキャスト解禁時から話題になっていた本作の予告動画では、アユが白いドレスのような衣装でステージに立つ姿や、マサが大切なものでも触るかのようにアユの頬に手を添え、「いいダイヤの原石だ」とはっきりと告げるシーンなどが公開されている。

あどけない学生時代からカリスマ歌姫と呼ばれるまでになるアユを演じる安斉に、視聴者から「このかわいい子が強くなっていくのか」「どうやって歌姫まで上り詰めたのか気になる」「毎週の変化がすごく楽しみ」と、成長過程を楽しみにする声が上がっている。

「M 愛すべき人がいて」第1話4月18日(土)夜11:15よりテレビ朝日系で放送。(ザテレビジョン

安斉かれんが演じる初々しいアユ