イタリア指揮官マルコジャンパオロ氏(52)がフェネルバフチェの監督就任に近づいているようだ。イタリア『LA STAMPA』が報じている。

これまでサンプドリアやエンポリ、ブレシアなどイタリアの小規模クラブを率いてきたジャンパオロ氏は、昨年夏にサンプドリアでの手腕が認められミラン指揮官の座を勝ち取った。

しかし、初のビッグクラブでの指揮は散々なもので、セリエA開幕から7試合で3連敗を喫するなど、周囲からは不満の声が噴出。そして昨年10月8日ミランは解任を決断。就任から111日での解任はクラブ史上最短記録だった。

その後、ジャンパオロ氏にはウディネーゼが招へいに動いていたが、新型コロナウイルスの影響で交渉はとん挫。その隙を狙って、現在フェネルバフチェがポールポジションに立っているのだという。

そのフェネルバフチェでは、今年3月初旬にエルスン・ヤナル監督を解任。暫定指揮官の下、中断前のリーグ戦2試合は1分け1敗という成績だった。なお、34試合中26試合を消化した時点で、フェネルバフチェは首位のトラブゾンスポルとは勝ち点差13の7に位置している。

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