サウジアラビアのアル・ヒラルに所属する元イタリア代表FWセバスティアン・ジョビンコ(33)にブラジルからオファーが届いているようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

近ごろイタリア復帰が取り沙汰されているジョビンコに新たな可能性が浮上している。情報によると、バスコ・ダ・ガマがジョビンコの代理人に接触。最初の会談で年俸などの具体的な数字も話し合われたという。

2022年12月まで契約を結ぶアル・ヒラルからは600万ユーロ(約7億円)の年俸を受け取っているが、バスコ・ダ・ガマは同額の給与に加えてボーナスも用意する模様。

一方で『ガゼッタ・デッロ・スポルト』はイタリア復帰の可能性も除外しておらず、古巣のパルマやセリエBで断然首位のベネヴェントが候補となっている。

とりわけ、パルマはダニエル・ファッジャーノSD(スポーツ・ディレクター)が獲得を熱望していると言われ、バスコ・ダ・ガマにとって大きなライバルとなりそうだ。

2015年にイタリアを離れトロントFCに加入したジョビンコは、メジャーリーグサッカー(MLS)で通算114試合68ゴール41アシストの成績を残し、昨年1月にアル・ヒラルに加入。新型コロナウイルスで中断中の今シーズンは、リーグ戦19試合で6ゴール7アシストの成績となっている。

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