アヤックスが同クラブに所属しているカメルーン代表GKアンドレ・オナナの売却価格を新たに設定したようだ。イギリスメディア『テレグラフ』が17日に報じている。

 エールディビジ王者のアヤックスで守護神に君臨しているオナナ。同選手には下部組織時代を過ごしたバルセロナだけでなく、チェルシーパリ・サンジェルマントッテナムなどが関心を示していると報じられている。当初同選手の移籍金は2500万ポンド(約33億円)と見られていたが、移籍報道を受け、アヤックスは売却には少なくとも3500万ポンド(約47億円)を要求することを決めたようだ。

 なお、オナナとアヤックスの現行契約は2022年夏に満了を迎える。1年間の延長オプションも付随しており、オナナ自身はアヤックスでのプレーに満足感を示しているという。

 現在24歳のオナナは2015年1月にアヤックスへ加入した。昨シーズンのチャンピオンズリーグでは全12試合でゴールマウスを守り、アヤックスのベスト4進出の原動力に。エールディビジでは33試合に出場し、クラブにとって5シーズンぶりとなるリーグ制覇に大きく貢献していた。今季のエールディビジでは第26節終了時点(1試合未消化)で24試合に出場している。

ビッグクラブからの関心が報じられているオナナ [写真]=Getty Images