プティ氏、フランス代表の後輩にあたるPSGムバッペについて言及

 かつてアーセナルバルセロナなどでプレーした元フランス代表MFエマニュエル・プティ氏は、フランス代表の後輩にあたるパリ・サンジェルマンPSG)のFWキリアン・ムバッペについて、「(ピッチ内外の)態度に気をつけないといけない」と警告を発している。スペイン紙「マルカ」が報じた。

 プティ氏と同じフランスモナコでプロキャリアをスタートさせたムバッペは、17年に期限付き移籍でPSGに加わると、翌年に完全移籍へ移行。昨季はリーグ戦29試合出場33得点を挙げるなど、21歳ながらすでにスーパースターたちの仲間入りを果たしたと言っても過言ではない。

 そんなムバッペに警告を発したのが、フランス代表の先輩であるプティ氏だ。最近ムバッペピッチで見せる態度について問われ、「彼は少し私を苛立たせる傾向にあるね」と語り、2017年にPSGに加わったブラジル代表FWネイマールのようになってはならないと忠告している。

「彼はチームメイトに迷惑をかけることもあるし、気をつけなければならない。時々彼はネイマールのようだ。そしてそれは裏目に出るかもしれないからね」

 その一方、プティ氏はムバッペプレーに対して称賛の言葉を贈っている。

「彼は3年間で大きく成長した。彼は信じられないほどの可能性を秘めていたし、磨かれていないダイヤモンドだったよ。彼はデータ上でも進歩していることを示しているが、多くの点で素晴らしい成熟を示している」

 ピッチ内外の問題行動が時に槍玉に上がっているネイマールプティ氏はムバッペが同じようにならないことを願っているようだ。(Football ZONE web編集部)

パリ・サンジェルマンFWキリアン・ムバッペ【写真:Getty Images】