女優で作家の酒井若菜4月17日、Twitterで「生活の主人公は必ず自分です…主人公のふるまいを」と日々の過ごし方について呼びかけた。女優らしく表情や姿勢、発声に対して普段から心がけているという酒井若菜のアドバイスに「とても素敵な言葉、沁みます」、「いつも仕事で短気になりがちな私です…酒井さんに言われるとやってみよう!って気になります」と反響があった。

元グラビアアイドルの酒井若菜1997年に『サイコメトラーEIJI』で女優デビューした。やがて女優活動がメインとなり、2005年に連続ドラマ初主演のオファーを蹴ってまで出演を決めた初舞台を急性胃腸炎で降板。闘病による休業のなか文筆活動をはじめ2008年6月には小説『こぼれる』で作家デビューした。

女優としても2010年にNHK大河ドラマ『龍馬伝』で近藤長次郎大泉洋)の妻・お徳役を務め、以降も大河ドラマ『軍師官兵衛』(2014年)、連続テレビ小説マッサン』(2015年)に出演と低迷状態を抜けた。

2016年4月期に放送されたユースケ・サンタマリア主演によるフジテレビ系オトナの土ドラ『火の粉』で4話・5話にゲスト出演した酒井若菜が、役作りのため「前歯を一本抜きました」とブログで明かしたエピソードは語り草となっている。

最近ではテレビ東京ドラマ25『絶メシロード』で主人公・須田民生(濱津隆之)の妻・佳苗役を務めており、少女向け特撮テレビドラマひみつ×戦士 ファントミラージュ!』の31話・32話に主人公・桜衣ココミ(菱田未渚美)の母親・桜衣恵美(メグ・サクライ)役で登場した。

またU-NEXTで配信されたWEBドラマ『君と会えた10+3回』ではサラリーマン・小倉(塚本高史)の妻役で出演しており、3月14日に『酒井若菜オフィシャルブログ』で「久々に共演できて嬉しかったです」と塚本高史と並ぶオフショットを公開していた。

新型コロナウイルスが猛威を振るうなか緊急事態宣言が出され、不要不急の外出を自粛して「ステイホーム」が続く状況を気遣ったのだろう。4月12日にブログで「東京に暮らす私は、おうち時間を充実したものにさせるべく、毎日を工夫しながら過ごしています。皆さんはいかがお過ごしですか? ご自愛ください」と綴った酒井若菜

17日にはTwitterで「性格は顔に、生活は身体に表れますね。感情は声や生活音に表れますね。背筋伸ばし口角を上げしなやかに、を心がけ日々を過ごしています」とつぶやいた。

女優として数々の役柄を演じてきた酒井若菜による「脇役のふるまいは仕事で身についていますが、生活の主人公は必ず自分です。物語における大抵の主人公は一筋の光を自分で見つけるものです。主人公のふるまいを」との呼びかけに、フォロワーから「とても素敵な言葉、沁みます。ありがとうございます。殺伐とした日々、背筋を正して生きたい。楽しみながら」、「不安や心細さの中にあっても、それぞれの心の中に確かにある勇気の存在…もう一度、探してみます」といった声が寄せられた。

画像は『酒井若菜 2020年3月14日付オフィシャルブログ「『marble』No.59」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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