バルセロナは21日、ホームスタジアムのカンプ・ノウの命名権を売却し、新型コロナウイルス対策の支援に充てると発表した。イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 1957年のオープン以来、約10万人を収容し数々のドラマを生み出したカンプ・ノウにタイトルスポンサーがつくのは初めて。契約期間は2020-21シーズンの1年間となる。

 バルセロナ副会長は、次のように声明を発表している。

「私たちのスタジアムの名前のような象徴的な何かを提供するこのイニシアティブを推進することができ、非常に喜ばしく思っています。そうすることで、機関、組織、企業のCOVID-19新型コロナウイルス)との戦いに貢献することができます。これは、病気に関する研究プロジェクトや、その影響を根絶または軽減するために活動しているプロジェクトに資金を提供することになるからです」

「現在、私たちはこの健康危機の影響を数字に表すことができますが、それを打ち破るためには私たちのすべてのリソースが必要であり、そのために、私たち全員が強固で確固としたコミットメントを行うことが非常に重要であるということです」

カンプ・ノウのネーミングライツを売却するようだ [写真]=Getty Images