アンデルレヒトに所属する元フランス代表MFサミル・ナスリが、同代表のディディエ・デシャン監督について語った。21日付けでスペイン紙『マルカ』が伝えている。

 現在32歳のナスリは、2014年までフランス代表としてもプレーしていた。2018 FIFAワールドカップ ロシアで優勝を果たした同代表だが、ナスリはデシャン監督に対してあまり理解できない部分があったようだ。自身のSNSでライブ配信をした際、以下のように語っている。

「2018年のW杯でフランスが優勝したことは嬉しく思うが、いくつかの欠陥があったね。僕にはカリム・ベンゼマが2016年の欧州選手権や2018年のW杯に選出されなかった理由が分からないよ。2016年に関しては、ニースで絶好調だったハテム・ベン・アルファが選外だったことも理解できない

 また、ナスリは「今、デシャンは非常に優れたレベルの3つのチームを構築することができる。とても選手層に恵まれているんだ。もしジョゼップ・グアルディオラフランスの監督だったらと思うと、夢が膨らむね。誰にとっても楽しいものになるだろう」とも述べている。

フランス代表の輪に加わるナスリ(写真右) [写真]=Getty Images