2008年に「週刊少年チャンピオン」にて連載が開始され、コミックスの累計発行部数が2500万部を突破。アニメ、舞台、小説、ドラマなどでメディアミックス展開されている人気スポーツ青春漫画「弱虫ペダル」が実写映画化され、8月14日(金)より公開となる。このたび追加キャストが新たに発表され、主人公の小野田坂道が所属するチーム総北のレギュラーメンバーが明らかとなった。

【写真を見る】累計2500万部突破の人気スポーツ青春漫画「弱虫ペダル」を実写映画化!原作とのソックリ度は?

本作は、運動が苦手で友達がいないアニメ好きの高校生、小野田坂道自転車競技部に入部し、自転車選手としての思わぬ才能を発揮。初めて出来た仲間のために、自分の限界や壁を超え、レースで共に走る喜びを見出していく物語。すでに主演の小野田坂道役にはKing & Princeの永瀬廉、今泉俊輔役には伊藤健太郎、寒咲幹役には橋本環奈が決定し話題となっていたが、追加キャストとして、坂道を自転車競技部に誘う同級生の鳴子章吉役に『犬鳴村』(20)で好演を見せた坂東龍汰、総北高校自転車競技部部長の金城真護役には主演作『ぐらんぶる』(近日公開)を控える竜星涼が抜擢された。

ほかにも玉虫色の長髪と独特の立ち漕ぎが特徴の巻島裕介役には栁俊太郎、筋力を生かした「肉弾列車」と呼ばれる走りを得意とする田所迅役には菅原健、1年生で補欠ながら坂道を支える杉元照文役にはHiHi Jetsの井上瑞稀と、若手注目俳優が名を連ねた。さらに、橋本演じる寒咲の父で映画オリジナルキャラクターとなる寒咲幸司を個性派俳優の皆川猿時が演じることも発表された。

永瀬は全員の出演解禁にあたり「皆で仲良く撮影を乗り切れてよかったです。寒いなか過酷な撮影を通して本当のチームのような絆が生まれました!後悔は総北メンバーのクランクアップの日に立ち会えなかったことですが、また集まれる日を心から楽しみにしています」とコメント。

また、井上は舞台「JOHNNYS’ IsLAND」で永瀬と共演しているが、映画は今回が初共演。最初は緊張の面持ちだったが、共演者たちとも打ち解け、クランクアップの日には思わず寂しさをこぼす場面も見られたという。そして名バイプレイヤーとして活躍する皆川は、空き時間に橋本との親子ショットを撮影し「目の大きさがちょっと似てる!」とスタッフのなかで大盛り上がりとなったとエピソードを明かした。

青春がぎっしり詰まった物語を、脇で支える個性豊かなキャスト陣にも注目しつつ、ぜひ劇場で見届けたい。

<キャスト コメント>

●坂東龍汰(鳴子章吉役)

「今回、弱虫ペダルに出演が決まったと聞いたときは本当に驚きました、まさか自分が弱虫ペダルに出られるなんて思っても無かったので…とにかく嬉しかったです。実際に自転車にほぼ自分達で乗っての撮影だったので今までしてきたお芝居とはまた違う大変さがあり毎日考えることが沢山でした。でも今回の撮影を通して本当にロードバイクが大好きになりました、撮影が終わった今も乗りたくてたまりません。鳴子章吉という熱くて真っ直ぐなキャラクターを演じさせていただけたこと、青春を素敵なキャストの方々と一緒に作り上げられたこと感謝でいっぱいです。映画館のスクリーンで疾走する姿、是非皆さま楽しみに待っててください!」

竜星涼(金城真護役)

「高校生とは思えない存在感を放つサングラスをかけた部長・金城真護を演じます。まだ寒い中、チーム総北は薄着で必死に走りました。いつのまにか私も初ロードレーサーから本物の選手へと変わり、絶対に諦めない男へと変貌していました。今までとはまた一味違う役柄を劇場でお楽しみ下さい」

●栁俊太郎(巻島裕介役)

「今回原作ファンとして、見た目も口調も印象の強いキャラクターなので巻島裕介をどう生身に落とし込むか試行錯誤しました。主人公である小野田坂道にとってとても重要な役どころだったので、ミステリアスかつ秘めた熱い部分だったりを皆さんにお見せできたらと思い現場にのぞみました」

●菅原健(田所迅役)

弱虫ペダルのファンでもあったので、まさか自分が田所迅を演じる事が出来るとは、とても驚きました。原作は、画や台詞を追うだけで息が切れそうになるくらい熱く激しい。その熱量をスクリーンで皆様にお届け出来る事を嬉しく思います。暴走の肉弾頭によるド迫力の走りは映画でも健在です!是非、楽しみにしていて下さい!」

●井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズJr./杉元照文役)

杉元照文役をやらさせていただきました、HiHi Jetsの井上瑞稀です。弱虫ペダルの原作は以前から読んでいたので、出演のお話を聞いた時は驚きと嬉しさでいっぱいでした。実際にロードレーサーに乗っての撮影はかなり難しく、苦労することもありましたが、それ以上にキャストの皆さんとのコミュニケーションを取る時間が本当の部活みたいで楽しかったです!ロードレーススピード感、総北学園の青春を沢山の方に見て感じていただきたいです!」

●皆川猿時(寒咲幸司役)

「えー、皆川猿時、49歳です。私、青春映画が大好物でございまして、はい。そんなわけで、おじさんも若者たちの邪魔にならない程度にキラキラしてみました。ギラギラもしくはギトギトしてたらごめんなさいね」(Movie Walker・文/編集部)

注目の若手から、名バイプレーヤーまでが勢揃い!