キャデラック「ブラックウィング」
アメリカの高級ブランド、キャデラックは、CT4-VおよびCT5-Vパフォーマンスサルーンの、さらにホットでサーキット重視のバリエーションとなる、新しい「ブラックウィング」の計画を明らかにした。
ブラックウィングの名前は、もともと生産終了となったキャデラックV8エンジンに使用されていた。
キャデラックは「ブランドのレガシーである、究極のパフォーマンス・ドライビング・エクスペリエンスに基づき、さらに上をいくモデルを構築します」と述べている。
ブラックウイングは、パワーが増強され、ユニークなシャシーセットアップと、車両制御システムが備えられる。
メルセデスAMG E63/BMW M5と対抗
具体的な変更点は明らかにされていないが、CT4-VおよびCT5-Vブラックウィングモデルは、どちらも先代モデルとなるATS-VおよびCTS-Vより、バージニア・インターナショナル・レースウェイで「数秒速い」記録を出すと、キャデラックは述べている。
CT4-Vブラックウィングは、ターボチャージャー付きV6を搭載し、CT5-Vブラックウィングは、最大659psを発生するスーパーチャージャー付きの6.2L V8を搭載するという情報も入ってきている。
これらのアップグレードと、8万5000ドル(918万円)と予想される競争力のある価格で、メルセデスAMG E63およびBMW M5と対抗するモデルとなるだろう。
最も興味深いのは、ほとんどのライバルモデルとは異なり、両方のモデルが6速マニュアル・ギアボックスで利用できることだろう。
「多くの高級ブランドが、マニュアルを設定しなくなりましたが、多くのパフォーマンス・ドライビング愛好家からの根強い要望を受け」10速オートマティック・ギアボックスと共に提供すると説明されている。
しかしながら、まだ正式な英国市場への投入計画は立てられていないとのことだ。
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