緊急事態宣言後に東京都を出て、沖縄でのゴルフ中に容態が悪くなり、新型コロナウイルスに感染したことが発覚した俳優の石田純一。

その“軽率な行動”と “度重なる隠ぺい”に多くの批判が集まり、妻の東尾理子や所属事務所まで“謝罪”に追い込まれました。

石田自身の容態は、アビガンの投与によって、熱が下がったことが報告されましたが、感染源の可能性を指摘されたのが、沖縄渡航前の4月5日、「北関東」のゴルフコンペ後の食事に同席した「女性」でした。

 

そのゴルフコンペに参加していた「女性」から「熱っぽい」と聞いた石田が、その女性に対して「このご時世に勘弁してくれよ」って思ったと言ったことから、収まりかけていた石田への批判が“再炎上”しました。

4月22日に放送された『バイキング』(フジテレビ系)では、この石田の一連の報道について取り上げました。

MCの坂上忍が石田の行動に疑念を感じたのか、こう発言します。

「沖縄に行ったのは緊急事態宣言後ですよね…今の世の中、感染した人を責めてはいけない…ってなってますけど、それは、最低限“自粛”に沿った行動をとったうえで、それでも、感染することがある…ってことだと思うんですよ。しかも、我々芸能人はその行動に注目が集まるわけですから…」

 

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ここで、リモート出演しているおぎやはぎの小木博明が“激昂”します。

「石田さんは、(北関東のゴルフ後の食事で同席して『熱っぽい』と言っていた)女性に『勘弁してくれよ』って思っていたんですよね! それで沖縄行ってるんですよ!!」

たしかに、石田自身が今になってこの女性の話をしたのは、「自分は気をつけていた」とでも言いたかったという風に聞こえます。それは石田が「最近は1年に10回くらいしかゴルフ行ってなかったんだけどなあ」という“ピントの外れた言い訳”をしていることからも分かります

「反省」していると言っているのは、誰に対して反省しているのか分かりませんが、実際に「石田が泊ったとされる沖縄のホテル」は2週間の休業に追い込まれました。

 

「この人、都知事選に立候補した時もそうでしょ! ノリでやってるんじゃないですかね~」

小木の怒りは収まらないのか、珍しく、石田“個人”の批判を続けます。

ここで、そろそろ“助け船”でも出るかな…と思われた頃に、元宮崎県知事の東国原英夫が首をひねりながらコメントします。

 

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「石田さんは、謝罪の中で『仕事とはいえ』って言ってるでしょ。緊急事態宣言後に東京都を出たってことが一番の問題ですよ。その辺が甘いというか、分かってないですよね」

東国原は“助け舟”を出すんじゃなくて、思いっきり“追撃”コメントを出したわけです。ちなみに「仕事とはいえ」と謝罪したのは妻の理子ですが、合わせて妻も批判された形になってしまいました。

「冗談ではなく、我々も気をつけなければならないってことです」

収拾がつかなくなったのか、最初は石田の行動への疑念を口にしていた坂上が、“珍しく”トーンを下げて、一般論に落とし込みました。

それでも収まらないのか、画面越しに映る小木の表情は“憤慨”したままです。

 

これを見ていた視聴者からはネット上やSNSで“共感”の声で溢れました。

<小木さんよく言った! 感染者を責めるなって声もあるけど、石田純一の行動は問題外>

<自分は気をつけてたのに…っていまだに言える石田がすごすぎ。小木の怒りに共感です>

<除菌99%のアルコール持ってアピールしてたけど、結局あれって“うつされる”懸念だけ>

 

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石田の取った“軽率な行動”やその後の“隠蔽”に批判が集まってるわけですが、石田の一連の「謝罪」からは、いまだに「除菌99%のアルコールを持ち歩くくらい気をつけていたけど、そんな自分でも感染するわけだから、みなさんも気をつけて」といったようなニュアンスを感じ取ってしまうわけです。

そこに、「うつされる」懸念はしていたけど、人に「うつしたくない」という“思いやり”はあったのでしょうか?

もし少しでも“思いやり”があるなら、緊急事態宣言後に沖縄に行く選択肢がないだけでなく、北関東のゴルフコンペ後の「女性に…勘弁してくれ」の発言は絶対に出てこないはずです。

ふだんは冷静な小木があそこまで激昂したのも、ひょっとしたら、その“人間性”が許せなかったのかもしれません。(文◎編集部)

 

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