2020年中に発表へ
日本市場への復活が話題となっている独オペルが、SNSで新型スモールSUV「モッカ」の登場を予告した。
第2世代となるモッカは、今年後半にアンヴェールされ、発売当初からフルEVがラインナップされる見込みである。
同社は、昨年末で販売を終えている初代の車名「モッカX」を変更して、新型では「モッカ」とシンプルな名前にすることを認めている。
公開された予告コンテンツには、一面がグリーンで覆われた幾何学模様の世界を、カモフラージュを施された新型モッカが走り抜けるシーンが収録されている。元気のいい走りだがエンジン音はしない。
CMPプラットフォーム採用
車体後部にクローズアップしたときには、後席にもドアが存在する5ドア・ボディであることが確認できる。後席のドアには、一般的なタイプのドア・ハンドルもついている。
その姿は、2018年に発表されたヴォクゾール/オペルGT Xコンセプトを思い出させるところもあれば、新型オペル・コルサを想起させるところもある。
また、グループPSAのCMPプラットフォームの特徴でもあるが、最低地上高は初代より低くなるように見える。
車体前方の力強く隆起したボンネットと絶壁のようなリアエンドは、日本導入が予定されているSUVモデル「グランドランドX」に通じるものがある。
欧州 EVと内燃車を併売か
新型モッカは、フルEVと内燃モデルが用意され、いずれも2021年の前半にはヨーロッパで発売される見込みだ。
EVには最高出力136psのモーター、さらに50kWhのバッテリーを搭載。航続可能距離は322kmを実現する見込みだ。
ガソリン車は1.2L 3気筒ユニットで出力が異なるモデルを用意し、ディーゼル車は1.5L直4仕様が提供されるだろう。
内装については一切情報がないものの、新型コルサと同じ方向性となり、スペース効率を高めたものになると考えられる。
先ごろ日本にカムバックすることが発表された独オペル。2021年に「コルサ(欧州名)」「コンボ・ライフ」「グランドランドX」という3モデルを導入するとアナウンスされており、現段階では発表前の新型「モッカ」に関する言及はない。
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