名将として名を轟かせるマルチェロ・リッピ氏が、1月に現役を引退した元イタリア代表MFのダニエレ・デ・ロッシ氏の指導者転身を後押ししている。

デ・ロッシ氏は、幼少期から2019年のボカ・ジュニアーズ移籍までローマ一筋のキャリアを歩み、2000年のトップチーム昇格から在籍18年間で公式戦616試合に出場して63ゴールを記録。“ローマの象徴”である元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティ氏に次ぐ、クラブ歴代最多出場記録を持つ同クラブのレジェンドだ。

そのデ・ロッシ氏は、イタリアスカイ』で「ローマの監督になりたい」とセカンドキャリアでの夢を明かすと、これを聞いたサンプドリアクラウディオ・ラニエリ監督が太鼓判を押していた。

そんな中、指導者として約40年の実績を持つリッピ氏も、イタリア代表で指導したデ・ロッシ氏の資質を絶賛している。

「私が指導してきた偉大なチャンピオンたちと同じく、彼は偉大で素晴らしい人物だ。コーチとしてでも、スポーツディレクターでも、一緒に働くすべての人を巻き込むことができるだろう」

「彼が今後どうなるのかはわからない。おそらくコーチになると思うが、なんにしても彼は素晴らしい資質を持っているので成功するだろうね」

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