女優やタレント、司会者と活躍した岡江久美子さんが、4月23日の朝に新型コロナウイルスによる肺炎のため63歳で亡くなった。3日に発熱して自宅療養をしていたが数日後に症状が悪化して都内の病院に入院、ICU(集中治療室)で治療していた。突然の訃報にTwitter上では「岡江久美子さん…嘘でしょ…」、「え? 岡江久美子さん!?」、「感染の報道もなく急な出来事だけに何がなんだか…ご冥福をお祈りします」と驚く声が多い。また娘で女優の大和田美帆は22日にTwitterで新型コロナウイルスの怖さをつぶやいており、訃報を知ったフォロワーから「この時は岡江さんのこと何も言ってなかったのに…」と案ずる声が寄せられている。

大和田美帆は22日に「新型コロナ『軽症』で自宅待機の男性が死亡 埼玉」というニュースをRTして、「だから絶対かからないようにするしかないんです。うつさないようにするしかないんです。コロナ、怖いんです」と不要不急の外出を自粛するよう呼びかけて「自分のためにも医療従事者の方々をこれ以上苦しめないためにも」とつぶやいていた。

訃報が流れると、フォロワーから追悼コメントとともに「この時は岡江さんのこと何も言ってなかったのに…ツラいでしょうね」、「美帆さん、心中お察しいたします。大丈夫ですか?」、「今思えば、お母様が他界される6時間前のお言葉だったのですね。お母様から美帆さんを通じての、最期の世の中への強いメッセージだったのだと思います」、「美帆ちゃん、娘さん、そして大和田獏さんのお気持ちを考えると辛いです。美帆ちゃんもお身体お大事に」、「美帆さんのお声がたくさんの方に届きますように! なんと言葉をお掛けしたら良いか分かりません。だからこそ、もっとたくさんの人に自粛を呼びかけます!」といった声が届いた。

岡江久美子さんの夫で俳優の大和田獏と一人娘の大和田美帆は23日、「今はただ残念で信じがたく、悔しくて悔しくて他は何も考えられない状態です。どうかそっと送って頂きたいと願っています」とコメントを発表しており、そのなかでも「皆様、コロナウイルスは大変恐ろしいです。どうかくれぐれもお気をつけください」と訴えたことから岡江さんの死を無駄にすまいという強い思いがうかがわれた。

岡江久美子さんは1996年から17年半の長きにわたり生活情報番組『はなまるマーケット』(TBS系)の総合司会を薬丸裕英とともに務め、その実績から2006年度「放送ウーマン賞」を受賞した。

はなまるマーケット』に何度か出演したお笑い芸人・向清太朗(天津)は、訃報を受けて「岡江さんが!? そんな…」とショックを隠せず「短いながら、はなまるマーケットでお世話になりました。すごい気さくな優しい方でした。悲しい。ご冥福をお祈り致します」とツイートしており、岡江久美子さんの人柄が偲ばれる。

画像は『大和田美帆miho ohwada 2019年5月23日付Instagram「大大大好きな @toko_aran安蘭けい さん企画のチャリティーコンサートへ!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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