特撮ドラマ『仮面ライダージオウ』のウール役で一躍注目を浴びた若手俳優の板垣李光人を、俳優の安藤政信市原隼人、三浦貴大の3人がカメラマンとして撮り下ろした1st写真集『Rihito 18』(SDP)が、6月17日に発売されることが分かった。併せて、それぞれが撮影した表紙や写真集の撮影オフショットが解禁された。

【写真】安藤政信&市原隼人&三浦貴大が撮影! 板垣李光人ファースト写真集『Rihito 18』解禁カットやオフショット

 昨年、『仮面ライダージオウ』(テレビ朝日)で未来からやってきた謎の集団「タイムジャッカー」の⼀員・ウールを演じ「美少年すぎる」と話題を呼んだ板垣。世界累計発行部数1600万部を突破した人気コミックを実写映画化した『約束のネバーランド』(12月18日公開)では、メインキャラクターのひとりであるノーマン役に抜てきされるなど次世代を担う俳優として注目を集めている。

 そんな板垣を今回それぞれの視点で撮影したのは、同じく俳優として活躍する安藤、市原、三浦。3人はもともと写真家としても活動しており、特に安藤は、最近雑誌「GQ」の写真家として「東京ガールズコレクション」に参加するなど、精力的に活躍の場を広げている。

 今回解禁されたのは、安藤撮影の通常版表紙、市原撮影のLoppi・HMV限定カバー版表紙、三浦撮影の写真集のカット。安藤は、草木や海、森など自然豊かなロケーションと作りこんだスタジオセット、ユニセックスな衣装によって幻想的な世界観を構築。一方、市原はカフェや路地裏など身近なロケーションとカジュアルな衣装で10代の少年らしい等身大のあどけなさを表現した。三浦は鹿児島屋久島ロケに安藤と共に参加し、同じロケ場所ながら安藤とはまた異なる、少し大人びた表情の板垣を捉えている。

 板垣は「自分には勿体ないほど素敵な表現者である御三方の力を遠慮なくお借りし、輝かしく儚い感情を瓶詰めにしたような⼀冊に仕上げていただきました」とカメラマンを務めた3人に感謝のコメント。続けて「この本には十七歳の板垣李光人の一年間が記録されています。数年後に読み返した際、今この時に、ご自分の思い出と共にトリップできるような、家族アルバムのような感覚で手にとっていただければ幸いです」と本書をアピールした。

 今回の参加について、安藤は「李光人との1stsessionは、新宿御苑近くのofficeの衣装合わせ。そこから僕らは始まりました。演じる孤独、快楽、刹那、⼀瞬の相愛。それを写真にしました。そして今後も僕らは続くでしょう。それも写真にしていきます」、市原は「唯一無二の繊細な心を持つ李光人に逢えて嬉しかった。希望しか無い彼が新たな時代を作っていく未来が楽しみです」、三浦は「写真を撮るとき、その人の『自然』がどこにあるかを探る。彼が見せる『自然』はなんとも美しく、儚く、強い。同時に、これはまだ板垣李光人のほんの⼀部分でしかない。シャッターを切るたび、そんなことを思った。彼を撮影出来たこと、そして素晴らしい写真家と同じフィールドに立てたことを誇りに思う」とそれぞれコメントを寄せている。

 板垣李光人1st写真集『Rihito 18』は、SDPより6月17日発売。価格は2200円(税別)。

板垣李光人ファースト写真集『Rihito 18』通常版表紙ビジュアル(安藤政信撮影) (C)SDP