新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受け、コパ・デル・レイ決勝の会場が変更になる可能性があるようだ。

スペインでは、イタリアに続いてヨーロッパで新型コロナウイルスの感染が拡大している。ラ・リーガは他の国同様に中断しており、各クラブはトレーニングも行えていない。

スペインサッカー連盟(RFEF)は、リーグ戦の再開を7月中旬と見込んでいるものの、現状もロックダウン(都市封鎖)が続く中で日程は確定していない状況だ。

今シーズンのコパ・デル・レイはレアル・ソシエダとアスレティック・ビルバオが決勝に進出。ともにスペイン北部のバスク地方を本拠地とするクラブの対決となった。

そのため、スペイン『ムンド・デポルティボ』によると、決勝戦の会場変更が検討されているとのこと。ファンの移動距離を減らすための措置とのことだ。

今シーズンの決勝は南部のセビージャで行われる予定だったが、スペイン国内を縦断することになってしまうため、北部にある中立地で行う計画があるようだ。

セビージャにあるエスタディオ・デル・ラ・カルトゥハは2022年までの決勝を行う予定だったが、今年は変更になることになりそうだ。

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