いつの時代も腐女子を魅了してやまないBL作品の世界。“攻め”を多く演じる男性声優を頂点に「BL食物連鎖」が確立していて、トップの森川智之さんは有名どころ。今も次の世代が、続々と出演作を重ねているようです。
BL作品で“攻め役”を多くこなす男性声優を頂点とした「BL食物連鎖」。
圧倒的なキャリアを誇る森川智之さんがトップに君臨していましたが、次の世代の声優たちも負けじとBL作品で活躍しています。
「森川智之」オフィシャルブログ 画像
帝王・森川智之に続くのは羽多野渉！？
森川さんは『FINAL FANTASY』シリーズのセフィロス役などで知られる一方、BL作品への登板回数の多さから“BL界の帝王”としても有名。
「BL FES！！ 2020 －Boys Love Festival！！－」のチェアマン就任時には、「皆さんBLは好きですか？ 私は大好きです」「後進の育成をしている身としてもしっかりとBL作品の魅力を引き出せる声優を指導しています」などのコメントも発表していました。
森川さん以外にも多くのベテラン声優が攻めを演じていますが、近年は羽多野渉さんの演技も話題に。
例えば昨年5月発売のドラマCD『落花流水のホシ』では、斉藤壮馬さんを相手に攻めを好演。
ツンデレな受けを演じる斉藤さんに対し「羽多野さんの包容力溢れる攻めがたまらない」「羽多野さんのツンデレ崩しがすごい」…などの声が聞かれました。
ドラマCD「落花流水のホシ」試聴 第２弾
今年も『囀る鳥は羽ばたかない』6巻などの“BLCD”に出演していて、ファンから「羽多野さんの攻めは安定感が尋常じゃないわ」「攻めが羽多野さんって聞くだけで動悸がする」といった声が相次いでいます。
鈴木達央、前野智昭…攻め役で高評価の声優たち
他にもBLファンから評価されている男性声優を見るとたくさんの名前が。
ネット上には「攻め・受け両方バッチリこなす鈴木達央さんのBLCDは一聴の価値あり！」「私の好きなBL作品、どれも『攻め・前野智昭』ってすごくないですか？」「イケボな中村悠一さんの攻め役は、耳にこびりついて離れないのでおすすめ」などのコメントが寄せられていました。
森川さんに次いでヒエラルキーの頂点に立つのは誰か。BL界隈から目が離せませんね。
森川智之さんが2018年4月に上梓した『声優 声の職人』（岩波書店）。アニメやゲームだけでなく、トム・クルーズなどハリウッド俳優の吹き替えも担当し、30年以上声優界のトップを走り続けてきた森川さん。そんな森川さんの思う演技論・声優論とは？
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