ローマバルセロナスペイン人DFジュニオル・フィルポ(23)の獲得に関心を示しているようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

昨夏、ベティスから移籍金1800万ユーロ(約21億円)+ボーナスバルセロナに加入したジュニオル。近年、負傷が目立つスペイン代表DFジョルディ・アルババックアップとして大きな期待を集めていたが、今季ここまでの公式戦17試合で思うようなパフォーマンスを見せられず。

今年1月に途中就任したキケ・セティエン監督はベティス時代の恩師であるものの、クラブは今夏の移籍市場でパリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表DFレイヴァン・クルザワ(27)、アヤックスアルゼンチン代表DFニコラス・タグリアフィコ(27)らの獲得に動いていると言われており、レンタルでの武者修行や売却の可能性が指摘されている。

そのジュニオルに関心を示しているのがセリエAの強豪ローマのようだ。

『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えるところによれば、セルビア代表DFアレクサンダル・コラロフ(34)の後継者を探すローマは、今冬の移籍市場で獲得した U-21スペイン代表FWカルレス・ペレスに続きバルセロナの若手の獲得に興味を示しているという。

ローマの左サイドバックに関しては、右サイドと兼任のイタリア代表MFレオナルド・スピナッツォーラが準主力としているが、今冬の移籍市場においてイタリア代表FWマッテオ・ポリターノとのトレードでインテルに放出しかけた経緯もあり、今後再び放出に動く可能性も考えられる。

さらに、コラロフ以外で左利きサイドバックがいないという事情もあり、ジュニオルの獲得を望んでいるようだ。

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