日本財団(東京都港区、会長笹川陽平)は、「海と日本プロジェクト」(*)活動の一環として、新型コロナウイルスの感染予防で自宅待機を余儀なくされている子どもたちに向けて「stay home with the sea」プロジェクトをオンライン上で以下の通り実施いたします。
「海と日本プロジェクト」は、子どもが自宅待機をする中で特に重要なのは「子どもの好奇心や探求心を絶やさない」「父母による家庭での学習サポート」「子どもにも家事を手伝ってもらう」の3つと考えます。そこで、この3つが自宅にいながら親子でオンラインで実行できる8つの取り組みを編み出しました。
「家で海を感じる」をテーマに1.多様な背景を持つ多様な人々への多様な支援ニーズに寄り添う2.様々な立場や事業体とのネットワークと連携による迅速で広域な展開3.企業や教育者などの専門家と協働し具体的な取り組みの提供、を前提にした仕掛けです。
<「stay home with the sea」8つの取り組み内容について>
学校で学ぶ国語、算数、理科や社会の中に、実は海と関係する内容がたくさんあります。休校置によって失われた学習時間を補完することを目的に、元文科省視学官の田村学國學院大学教授をはじめ、有志の小学校教諭や進学塾の講師が監修し1.14日間楽しく取り組める構成やデザイン2.教科の内容と共に、海についても学べる問題選定3.地球や自然環境、海に興味や関心が広が内容の学習ドリルを開発し、無料配信いたします。
※小学4年生~6年生のレベルに対応
子どもたちの好奇心を刺激するため、お魚博士「さかなクン」が呼びかけ、海と魚の自由研究を募集。優秀作品をさかなクンが選定し「小さかなクン」として認定します。さかなクンによるライブ審査会や、オンライン授賞式を予定しています。
- 3)海の食材をつかった料理を親子で楽しもう!「おうちで海ごはん」コンテスト
- 4)コロナウイルスに負けるな!うみダンス!
- 5)泳げ!みんなのお魚プロジェクト
※43道府県で実施(茨城県、群馬県、東京都、奈良県を除く)
- 6)自宅が水族館!水族館オンライン配信
- 7)挑戦!海のクイズ王!
- 8)海を感じるマスク“ウミノマスク”
上記の取り組みについては、海と日本プロジェクトのホームページに詳しくご紹介しています。
https://uminohi.jp/stayhomewiththesea/index.html
*海と日本プロジェクトとは:「海の問題」を自分ごととしてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げるためのプロジェクトです。本プロジェクトは、次世代を担う子供たちを中心に、多くの人の海への好奇心を喚起するため、日本財団が推進し、関係省庁や自治体、各種団体、企業、大学等の産学官民の協働による海に関する多様なイベントに取り組んでいこうとするものです。今回の“stay home with the sea”プロジェクトは、このネットワークを活かし、迅速にご対応いただいた企業・団体により実現した取り組みです。
なお、今回のプロジェクトよりご賛同いただいた企業はコクヨ、大日本印刷、日本教育新聞、バレットグループ、三菱ケミカルホールディングスです。
配信元企業:公益財団法人 日本財団
コメント