クラウン一部改良 なにが新しい?
1955年から販売しているトヨタ・クラウンは、今年2020年が65周年。15代目となる現行型は、TNGAを採用し2018年にデビューしたが、このたび一部改良型が発表された。
一部改良では、TコネクトSDナビゲーションに、SmartDeviceLink、Apple CarPlay/Android Autoといったスマホ連携機能を追加。スマホのアプリをナビに表示し、操作ができるようになった。
また、ドアトリム&インストゥルメントパネルの加飾に合成皮革(除くG・エグゼクティブ、Gフォー・エグゼクティブ)を採用し、上質感を高めた。
これに合わせて、65周年を記念した特別仕様車が2車種登場している。
リミテッド、エレガンス・スタイルII登場
65周年の1つ目の特別仕様車は、「RSリミテッド」「RSフォー・リミテッド」。
ベース車(RS、RSフォー)に、ブラック・スパッタリング塗装の18インチ・アルミホイールを装備。さらに、ファブリック/合成皮革を組み合わせてスポーツテイストを高めたシート(前席シートヒーター付き)などを採用する。
2つ目の特別仕様車は、「Sエレガンス・スタイルII」「Sフォー・エレガンス・スタイルII」だ。ベース車(S、Sフォー)の内外装に上質感を高める装備を施したもの。
外装にはハイパークロームメタリック塗装の18インチ・ノイズリダクション・アルミホイール&センターオーナメントと、メッキ加飾を施したアウトサイド・ドアハンドルを装備。
内装色には、ブラック/ライトグレー/こがねの3色を設定。シートはスエード調で上質素材のブランノーブと合成皮革を組み合わせた。センターコンソールパネルには、美しい木目の黒木目(欅調)を採用している。
スポーツスタイルも設定
また、従来型で好評だったスポーツテイストの特別仕様車「Sスポーツスタイル」「Sフォー・スポーツスタイル」も設定。こちらは、ベース車(S、Sフォー)の内外装に、スポーツテイストを高める装備を施したモデルだ。
外装には、ブラック・スパッタリング塗装の18インチ・ノイズリダクション・アルミホイール、スモーク塗装のBi-Beam LEDヘッドランプとLEDリア・コンビネーションランプ、スモークメッキを施したフロントグリルモールやフロント・フォグランプリングなどを特別装備。
内装色をブラックとし、赤をアクセントカラーとするインテリアになっている。
また、ここで記載した特別仕様車は、いずれも下記をセットにしたCパッケージ相当を装備する。
ブラインド・スポット・モニター
リア・クロストラフィック・オートブレーキ(パーキングサポートブレーキ:後方接近車両)
助手席肩口パワーシートスイッチ(シートスライド&リクライニング)など
一部改良型クラウンの価格は、469万5000円~732万1000円。特別仕様車は506万3000円~560万9000円だ。
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