お笑い芸人・稲垣早希がYouTuberとして活動する夫・りおなりとの共同YouTubeチャンネル『りおなり夫婦のビログ旅』で4月25日「0歳児でもわかる新世紀エヴァンゲリオン」動画の第3弾を配信し、話題になっている。


 稲垣といえば、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン(以下:エヴァ)』に登場する惣流・アスカ・ラングレーのものまねで知られる“アスカ芸人”。今年2月に長男を出産したばかりの稲垣が「そろそろ英才教育を始めたい」とYouTube上で配信しているのが、0歳~幼稚園児向けと銘打ったエヴァ紙芝居動画シリーズだ。


 第3弾の動画では、視聴者から寄せられた「碇ゲンドウ(主人公・碇シンジの父)の目的がわかりにくいので、紙芝居にしてほしい」というリクエストに応えて紙芝居を制作。ゲンドウ・シンジ碇ユイシンジの母)の家族関係に焦点をあてて、ゲンドウが同作品の中で何を目的として行動していたのかを『まんが日本昔話』風のストーリーで解説した。


 紙芝居のタイトルは「男と大木」。物語は「昔々、あるところに、それはそれは仲の良い夫婦がおったそうな……」から始まり、ゲンジロウ(ゲンドウ)とおユイ(ユイ)は木を切って日銭を稼ぐ夫婦として描かれている。そして息子のシンザエモン(シンジ)が生まれると、喋る大木(エヴァ初号機)がおユイを食べてしまい、困ったゲンジロウが息子を自分のいいように利用しておユイを取り戻そうとするのだ。


 エヴァとは明らかに違う世界観の中で語られたストーリーに、隣で聞いていたりおなりも「これ、同人誌?」と爆笑。しかし、ゲンドウが妻に抱く一途すぎる愛や息子への嫉妬心、彼が息子を利用して成し遂げようとしたことの本質はしっかりと描かれており、動画のコメント欄には「オリジナリティすごいけどちゃんと内容合ってるのすごいw」「ほんとに分かりやすくてこのシリーズ好き」などの声が寄せられている。シリーズを通して、ほのぼのとした絵柄から突然グロくなるラストも好評のようだ。


 現在、株式会社カラーの公式YouTube上では『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序・破・Q』三作品が無料公開されている(4月29日まで)。エヴァ初心者や久しぶりに視聴する人には、複雑なストーリーをわかりやすく説明した稲垣の紙芝居動画が役に立つかもしれない。


※『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序・破・Q』三作品の無料公開期間は5月3日まで延長


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※画像はYouTubeから

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