新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、他者とのソーシャルディスタンス(社会的距離)を保つ心がけが必要なときだ。

【写真を見る】THE RAMPAGE from EXILE TRIBEがお題に合ったモノを自宅で探して披露した

報道番組やワイドショーなどの情報番組で、アナウンサーがモニターの中にいるコメンテーターと会話をする様子にも慣れてきた頃だが、バラエティ番組でも出演者がテレワークで登場する光景が目立ってきた。自宅から部屋着で出演する、リラックスした表情を見ながら一緒に“おうち時間”を過ごすと、不思議と出演者に少し親近感が湧く。そんな新しい楽しみ方が生まれている。

4月21日の『シブザイル ~シブ8 from EXILE TRIBE~』(毎週火曜夜8:00-9:00、ABEMA SPECIALにて放送)でも、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのメンバーがテレワーク出演して、メンバー同士の仲の良い雰囲気が放送された。

■ 「地獄のような辛さを乗りきった」合宿Tシャツも登場

『シブザイル ~シブ8 from EXILE TRIBE~』は、メインMC のEXILEFANTASTICS from EXILE TRIBEの佐藤大樹とTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEの陣が、週替わりに登場するEXILE TRIBEのゲストとトークを展開する週に1度の生放送。

東京・渋谷のスタジオ「UDAGAWA BASE」からの生放送は、国内外の新型コロナウイルス感染拡大の状況を受けて出演者全員によるテレワーク出演に変更となった。

今回のゲストは、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEの吉野北人、LIKIYA、山本彰吾、浦川翔平、長谷川慎で、MC合わせて7分割の画面をつないで「#おうちでシブザイル」をテーマに送った。

メンバー同士のトークは、自宅からの出演という状況を強みにした企画がテンポ良く繰り広げられた。番組が始まって視聴者を驚かせたのは、画面に登場した浦川の姿がT.M.Revolution西川貴教HOT LIMITスーツ姿だったこと。「お父さんに提供してもらいました!」という浦川の高めのテンションに、出演者全員が大爆笑した。

「出来て当たり前ザイル」のコーナーでは、THE RAMPAGEのメンバーに突然テロップで出される指示にいち早く反応してもらう「待ったなし突然TRIBE」を実施。

「宝物を持ってきてください」というお題には、長谷川が「17歳の誕生日にGENERATIONS from EXILE TRIBEの佐野玲於さんからもらったネックレス」を見せて、「自分でネックレスを買ったことがなくて、付けるなら好きな人からもらったものがいいと思っていたので。だから初めて付けたのがこれなんです」とキラキラしたネックレスを嬉しそうに紹介した。

LIKIYAはファンからもらった自身の似顔絵を紹介し、他のメンバーたちからは「すごいかっこいい」「これは嬉しいですね!」と声が上がった。山本はデビュー前の『EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION』の合宿時に着用していたTシャツを披露。「これを着て毎日踊ってました」と語る山本に、陣も「これを着てみんなで地獄のような辛さを乗りきりましたもんね」と当時を振り返った。

■ 「大樹さんは彼女みたい」リモートで愛を伝えた吉野

EXILE TRIBEメンバー同士のリアルな関係を毎週明らかにしていく「シブザイル相関図」のコーナーではTHE RAMPAGEを中心とする様々な関係が明らかに。LIKIYAが三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEのELLYの名前をあげて「実兄」と兄弟トークをしたほか、吉野はMC・佐藤の名前をあげ、「大樹さんは彼女みたいな。よくご飯も行ったり、この間誕生日を迎えたんですけど、その時にプレゼントもいただいたりとか。よくしていただいているので」と語った。佐藤は「懐かしくない?2014年写真です」と、自身のスマホからデビュー前の吉野との2ショット写真を公開した。

ほかにも「普段どんな姿で寝ていますか?」「おうち時間を何して過ごしているの?」という視聴者からの質問に答えるなど、メンバーのプライベートがたくさん垣間見られる放送となっていた。

視聴者もSNSで「自撮りであんな可愛い表情して!あざといな~」「シブザイル相関図、メンバー愛が混線してきた笑」「部屋着可愛い」「おうちオシャレ」などと感想を言って生放送を楽しんだようだ。

逆境を新しい楽しみへと変えられる人々の強さ。

テレワーク出演が相次ぐバラエティー番組にそんなことを感じる人もいるのではないだろうか。(ザテレビジョン

『シブザイル ~シブ8 from EXILE TRIBE~』4月21日(火)放送回