モナコの元スペイン代表MFセスク・ファブレガスが、クラブに粋なはからいを見せた。イギリススカイ・スポーツ』は伝えている。

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受け、3月中旬から国内のサッカー活動が中断しているフランスフランス国内では外出禁止令が出されており、その期間も5月11日まで延長されるなど、厳しい情勢は変わっていない。

リーグ戦の中断により、テレビ放映権やスタジアム入場料収入を得られないクラブは、財政的に厳しい状態が続いており、モナコも所属選手や監督に今後4カ月の給与を30%カットすることを要請し合意に至っていた。

そんな中、クラブの財政悪化を危惧するセスクは、さらに週給13万ポンド(約1700万円)の自身の給与を7月まで据え置く提案を申し出たようだ。これにより、モナコは192万ポンド(約2億6000万円)の支出を減らせる見込みだという。

また、セスクは所属選手らと共に30%の給与カットとなった練習場スタッフの給与の増額を個人的に補填することもクラブに申し出たという。

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