株式会社イノカ(本社 : 東京都港区 代表 : 高倉葉太)は、サンゴ礁を再現する「人工生態系」技術を活用したオンライン環境教育プログラムを、2020年5月より本格的に提供開始。

その第一回を、無料オンラインスクール「高校生みらいラボ」内で5月2日(土)16時より実施します。

プログラム内で配信するサンゴ礁水槽と、講師のCAO(Chief Aquarium Officer)増田
  • プログラム概要

●タイトル
サンゴの気持ちが分かる人!?】天才的な「海のそだてやさん」が 自慢の水槽を生配信!【もはや水族館】
●日時
2020年5月2日(土)16:00~18:00
●参加方法(無料)
下記よりお申し込み下さい。
https://peraichi.com/landing_pages/view/5darp
※教育機関のご担当者様、企業のCSR担当者様など、オンラインでの環境教育コンテンツにご関心のある方の見学も受け付けておりますので、ご希望の方は下記メールアドレスまでお問い合わせください。

●内容
サンゴ礁水槽ライブツアー
「人工生態系技術」により陸上に再現されたサンゴ礁水槽を、ライブカメラで中継。
画面いっぱいに生きたサンゴや魚の様子を映しながら、CAO(Chief Aquarium Officer)増田が、生態系の魅力を解説していきます。

・海洋環境クイズ
サンゴ礁に住んでいる生物種の数は?」
サンゴ礁が死滅していっている、本当の理由は?」
など、サンゴ礁やそこに住む生物についての情報を分かりやすく伝え、
環境問題について自ら考えるための材料を提供します。

・環境行動ディスカッション
生活排水対策や、プラスチックごみの削減など、一人一人が実践できる環境行動と
それが海にもたらす影響について、参加者と一緒にディスカッションします。
「サンゴ礁水槽ライブツアー」配信イメージ
●高校生みらいラボについて
株式会社キタイエが運営する、全国の高校生を対象に、世界中の先輩の経験談を聞き、自分の進路を考えるきっかけを提供する無料のオンラインスクール。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000055137.html
  • イノカの環境教育プログラムについて


「自然の価値を、人々に届ける」をミッションに掲げるイノカは、環境教育を中核事業の一つとし、これまで数回にわたり、本物の水槽を目の前に、自然の価値を五感で感じてもらうプログラムを実施してきました。

東京都国立市の桐朋学園小学校では、授業の一環で環境教育プログラムを実施。サンゴ礁水槽と教室をライブカメラで繋ぎ、自然に触れる機会の少ない都会の子どもたちが環境について考える場を提供しました。

(詳細はこちら:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000047217.html

桐朋学園小学校での授業の様子

株式会社ミスミ様と開催した「夏休みものづくり教室」では、自然の魅力だけではなく、エンジニアリングの面白さも同時に伝えるプログラムを提供。最先端テクノロジーが、サンゴや水生生物飼育の課題を解決し、その価値を最大限に引き出すためにどう活かされているかを、実演も交えてプレゼンしました。

ミスミ様と開催した「夏休みものづくり教室」の様子


今後は、こうしたリアルの場での教育プログラムに加え、自宅や遠方からの参加も可能な形でプログラムを展開していきます。
休校期間中の授業コンテンツの一つとして、また企業のCSR活動の一貫として、このオンライン環境教育プログラムを活用いただくことで、今まで以上に多くの方に自然の価値を届けていきます。


現在、イノカでは環境教育事業の一貫として、外出自粛要請期間中に自宅でも自然の癒やしを感じていただけるよう、4月下旬からYouTubeチャンネルにて「24時間サンゴ礁水槽ライブ配信」を開始し、自宅でサンゴ礁を観察できる「#おうちサンゴ」キャンペーンを実施しております。

定点でサンゴ礁水槽を配信するほか、定期的にCAO(Chief Aquarium Officer)によるプチ水槽ツアーも行います。イノカ公式Twitterアカウントから告知しますので、こちらもぜひご覧ください。


24時間サンゴ礁ライブ配信URL

https://youtube.com/channel/UCFvPsTDi0YlI8nDvdmglM_Q/live

イノカ公式Twitterアカウント

https://twitter.com/Innoqua_inc

  • イノカCEO高倉より

イノカが考える環境教育には、2つの段階があります。一つは、自然のことを好きになってもらう段階。そしてもう一つは、自然と共存していくために、実際に一人一人が行動を変えていく段階です。

今回開始するオンラインプログラムでは、今まで本物の水槽を使って実施していたプログラムを、ライブ配信を活用しながら、自宅や遠方にいる方にも届けられるようアップデートしました。
画面いっぱいに広がる生き物たちの姿を見ながら、今まで知らなかったたくさんの魅力に気づいていただくことで、自然を見る「眼」が変わる瞬間を体験してもらえればと思います。

ただ、これはあくまで「自然を好きになる」という第一段階です。
イノカでは今後、一人一人が行動を変えていくために、それぞれの生活の中での選択や行動が、環境にどのような影響を与えているのかの可視化していくことを考えています。

イノカが持つコアテクノロジーである「人工生態系技術」※ に、世界中の海のデータや衛星データを繋ぎ込み、一方でスマートホームなどと連携して個人の行動をトラッキングしていくことで、たとえば「自分が電気をこまめに消すことで、未来の海がこんなに救われる」ということを一人一人が実感できるようになる。

ただ生き物がかわいそうだから、あるいは何となく環境に良さそうだから、と感覚に訴えるのではなく、科学的に検証し、明示化されることではじめて、一人一人が納得して行動を選択していくことができると考えています。

まずは本物を見て、生き物を好きになる。そして、いつまでも自然と共存できるように、一人一人が本当に行動を変えていく。そんな世界を目指して、今後も環境教育事業を推進していきます。

※水質(30以上の微量元素の溶存濃度)をはじめ、水温・水流・照明環境・微生物を含んだ様々な生物の関係など、多岐に渡るパラメータのバランスを取りながら、自社で開発したIoTデバイスを用いて実際の自然環境と同期させ、特定地域の生態系を自然に限りなく近い状態で水槽内に再現するイノカ独自の技術
  • 株式会社イノカについて

「自然の価値を、人々に届ける」をミッションに2019年に創業し、国内最高峰の『生態系エンジニア』とAI・IoTエンジニアを中心に、生態系の理解と再現(=『人工生態系』技術)の研究開発および社会実装を推進する東京大学発スタートアップ企業。

東京大学 暦本研究室にてAI研究を行っていたCEO高倉、ブロックチェーン開発経験など高い実装力を誇るCTO栗田をはじめ、IoTデバイス開発や機械学習の高度な知見を持った最先鋭のエンジニアチーム、メガベンチャー出身のマーケティングチーム、大手広告代理店・プロダクトデザイナーのクリエイティブチームを有しており、社内外の先端プロダクト開発を積極的に手掛けながら、生態系の価値を「ひろめる」「いかす」「のこす」という3つの事業領域を拡大中。

『環境移送サービス』を含む、生態系の価値を「ひろめる」事業としては、AIやICT技術を活用して都会で本物の自然を観察できる環境教育プログラムのほか、イノカラボ(港区虎ノ門)のサンゴ礁水槽を教材にした「本物のサンゴ礁に触れる」ワークショップ、生態系の価値を五感で味わう「食べリウム」、サンゴの蛍光タンパクを利用した光るカクテルイベントなど、ユニークな環境教育を展開しています。


[会社概要]
商号 : 株式会社イノカ
代表者 : 代表取締役CEO 高倉葉太
所在地 : 東京都港区虎ノ門1-4-7 GLOCAL GATE (第一誠ビル) 4F
設立 : 2019年4月
資本金 : 425万円
URL : https://corp.innoqua.jp
MAIL :info@innoqua.jp

配信元企業:株式会社イノカ

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