お笑いコンビ・EXITが、4月30日に放送されたニュース番組「ABEMA Prime」(AbemaTV)に出演。 「若者にニュースを見てもらうためには……」について持論を語った。

番組はこの日、「若者にニュースを見てもらうためにはどうすればいいのか」をテーマに議論を展開。冒頭では“ニュースを見ない若者”たちとオンライン座談会を実施し、“報道番組を見ない理由”として「何を言ってるかよく分からないから」「ニュースよりも優先したい娯楽があるから」といった“ニュースを見ない理由”や、「いらない情報が多すぎる」「報道番組はそもそも若者に向けて作っていないから」など、若者の声を紹介した。

そうした意見を受け、りんたろー。は「やっぱりきっかけの話で。若者が興味のある人や話題が報道番組に出れば、観るきっかけにはなるかなと思う」と、若者の気を引くような工夫が必要であるとコメント。

一方、兼近大樹は「“バズり”(の原理)みたいなもんだと思う。バラエティ番組ってめっちゃ面白いから、みんな拡散するじゃないですか。そのあとに始まるニュースは『バラエティ番組が終わって、面白くないものが始まった』って思うから、みんな観なくなると思うんですよ。だから(作り手は)より面白いものを提供するっていう意識を持つ。あと、若者を取り入れたいんだったら、若者に喋らせなきゃダメだなっていうのはすげぇ思ってて」と持論を展開した。

この兼近の意見に対し、フリーアナウンサーの柴田阿弥は「やっぱり何を言ったかじゃなくて、“誰が言ったか”が大事になるってことだから、そういう意味では、木曜(のABEMA Prime)にEXITさんが来たことは大きいですよね」と賛同し、テレビ朝日の平石直之アナも「おっしゃる通りですね。ひとつの答えがそこにあるのかなと思うぐらい。ニュースを“人で見る”っていう感じがあって。『EXITの2人を見たい』が最初にあるんですけど、2人が『何て言うのか見たい』とか、『2人を通してニュースを見たい』みたいな声がたくさんあって、そこがひとつきっかけになっていく。インフルエンサーの存在は大きいんだろうなという感じがしますね」と、視聴者からの声を例に挙げながら、EXITが木曜MCに就任してからの変化を語った。

また、日本や海外で実施された、18歳の若者を対象にした“国や社会に対する意識調査”において、「自分は責任がある社会の一員だと思う」「自分で国や社会を変えられると思う」といったすべての項目で日本がダントツで最下位となった結果から、スタジオでは若者の国や社会への興味の無さや、意識の低さが、ニュースへの関心の低さに直結しているのではないかという議論に。

りんたろー。は「それすげぇ思ってて。今までは僕らが何を言ったところで、国が変わるわけないって思ってたんですけど。今回のコロナとか見てると『あれ?結構言ったら政治家ブレんじゃん』みたいなことを思い始めて。『あれ?結構動くんじゃね?』みたいな」と、コロナ禍での政府の対応を目の当たりにし、自身の意識にも変化が芽生えことを明かした。

一方、兼近は「僕、学校ほぼ行ってないんですよ。でも、僕でも知ってるようなことを大卒の人が全く知らなかったりして。『政治に関することって学校で教えられてないのかな?』ってい思うことがすげぇあって。あと、政治のこと語ると、大人たちから『生意気言ってんじゃねえよ』『お前が言ってんじゃねえよ』ってすごい叩かれるイメージがあるんですよ、日本って。その影響で『政治に関わっちゃいけないんじゃないか』って思いながら、若者が育っていくんじゃないかなって思いますね」と、若者が政治に感じる距離感について指摘した。