11年U-17W杯メンバーがオンライン上で集結 岩波や高木が公式インスタグラムで公開

 2011年に行われたU-17ワールドカップ(W杯)メキシコ大会のメンバーが、“オンライン同窓会”を開催した。浦和レッズDF岩波拓也やガンバ大阪FW高木大輔らが公式インスタグラムを更新。リバプールの日本代表MF南野拓実も参加した総勢13人集結の豪華な同窓会となり、岩波は「同世代はいつも刺激」と発奮している。

 2011年にメキシコで開催されたU-17W杯は、吉武博文監督(東京ヴェルディ・ヘッドコーチ)が率いて、現在の日本代表を牽引する南野やMF中島翔哉ポルト)ら94年、95年生まれが中心となり参加。グループリーグフランスアルゼンチンジャマイカという強豪が同居するB組に入ったが、日本は2勝1分で首位通過した。決勝トーナメント1回戦は6-0でニュージーランドを下し、8強入りを果たしたが、準々決勝でブラジルに2-3と惜敗。惜しくもベスト4入りは叶わなかった。

 そんな”94ジャパン”と呼ばれる世代が今回、オンライン上で再会を果たしたようだ。現在、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、世界各国のリーグ戦が中断中。日本でも全国で緊急事態宣言が出されており、Jリーグの再開時期も流動的となっている。各クラブが活動を停止し、選手は自宅待機する状況が続いているなか、インターネット会議アプリ「Zoom」を利用して“同窓会”を開催したことを、岩波や高木が自身のインスタグラムで報告した。

 今回集結したのは、岩波、高木、南野に加えて、昨季J1王者の主将MF喜田拓也(横浜F・マリノス)、日本代表へコンスタントに招集されるFW鈴木武蔵(北海道コンサドーレ札幌)やDF川口尚紀(柏レイソル)、MF石毛秀樹(清水エスパルス)らJ1組。また、DF早川史哉(アルビレックス新潟)、DF新井純平(琉球FC)、MF秋野央樹(V・ファーレン長崎)、MF松本昌也(ジュビロ磐田)や、MF望月嶺臣(ヴィアティン三重)、DF鈴木隆雅(栃木シティ)ら総勢13人がオンライン上に集まった。

 インスタグラムで13人が集結した画像を公開した岩波は、「94JAPANと呼ばれU-17メキシコW杯を戦ったメンバーで久しぶりのzoomでの再開。全員ではないけどかなりの人数で」(原文ママ)と、楽しいひと時を過ごしたことを喜び、「みんな結婚したり子供がいたりサッカーから退いたり。8年前は想像もできなかったけど!同世代はいつも刺激になる」と発奮。高木はハッシュタグで「#最高に楽しかった」「#拓也君の相変わらずのトーク力」「#喜田君のツッコミ」「#拓実君静かにフェードアウト」など、”同窓会”の様子を一人ひとり報告した。

 現在の日本サッカー界を中核世代として引っ張る“94ジャパン”。オンライン上ではあるものの、仲間との再会は選手たちにとって大きな刺激になったことは間違いないだろう。(Football ZONE web編集部)

(左から)喜田拓也、南野拓実、鈴木武蔵、岩波拓也【写真:Getty Images 小林 靖 高橋学】