自粛警察」が現れたり、公園のママ友会議で医療従事者のお母さんに対して「外出は控えてもらえますか」と言ったり。

コロナ禍の影響でしょうか。人の心が乱れまくっています。。

加えて現在は季節の変わり目。気温も湿度も変化し、体調を崩しやすくなっています。

この時期は、探偵業を営む者にとって、とある心配が増すと言われています。

「数十年前からなのですが、この時期は『私は盗聴されているかも知れません』という相談が多くなります」(都内・盗聴器発見業者)

 

関連記事:「自粛警察」という名の嫌がらせ悪質行為を許すな! 驚くべき奴らの手口を見よ 罵詈雑言を残すために街を徘徊する者たち | TABLO

 

これは長年にわたり、探偵業界で囁かれていた話。

近年では、盗聴器が秋葉原で気軽に買えたり、反対に盗聴発見器も購入できるという状況が広く知られるようになった事も人を不安にさせる要因として挙げられるでしょう。

しかし、前出の盗聴器発見業者は「疑う前に、まず動機をよく考えて欲しい」と言います。

「例えば、『隣の人から盗聴されている』という相談を受けることがありますが、経験上ほぼ無い、です」

というのは、盗聴器を仕掛ける理由がないことがほとんどだそうです。

「確かに街中で車を流していると、盗聴器の電波を受信することはあります。プレゼントのぬいぐるみ、ペン、時計など。それは監視用だったりストーカーまがいの人が犯人だったりすることもありますが、それは稀なケースなんです」

 

参考記事:「女性に服従するふりをしたエロ男爵」 セクキャバ高井議員と強制わいせつ初鹿議員の共通点を「初鹿議員のセクハラ被害女性」に聞く | TABLO

 

また、この業者が以前「警察が私の事を盗聴しています」という相談を受けた時、「まずなぜ、警察が貴方を盗聴しなければならないのかを考えてください。思い当たりますか」と尋ねたことがあったそうです。

が、明確な答えは返ってきませんでした。

続けて「警察の人員も限られています。盗聴器を仕掛ける事自体、法に触れる可能性もあります。それほどリスクを冒してまで貴方は盗聴される覚えがありますか」と質問。

相談者が「それでも調べて欲しい」と言うので調べることにしたのですが、結局盗聴電波は受信しませんでした。

「コロナ禍で例年以上にこういった人々が増えるのが心配です。早く政府には国民が安心できるような政策やコメントを出してほしいものです」

コロナ禍の影響で、人心が乱れています。一刻も早く心の平安を。(文◎編集部)

 

あわせて読む:コロナ自粛で犯罪者が野放し? 裁判所や検察庁が「送致しないで」と仰天要請 時効を逃れる人も出てくるのか | TABLO

 

写真はイメージです。