2020年3月11日から配信が始まり、4月17日時点ですでに全世界のプレイヤー数が5000万人を突破するなど、大きな盛り上がりを見せる「コール オブ デューティ ウォーゾーン」(以下、ウォーゾーン)。本稿では、本作に収録されている「バトルロイヤル」モードにおいて、生き残るためのコツを紹介する。いい成績を出せず悩んでいるプレイヤーたちの助けに少しでもなれば幸いだ 。

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  • ロードアウトを設定しよう
  • 人気のないところに降りる
  • 優先すべきは「アーマープレート」とサプレッサー付きの武器
  • 確実に倒せるときのみ攻撃する
  • 購入ステーションで強力な装備を買う
  • 強制収容所での復活戦は、ひたすら攻める
  • 漁夫の利」を狙いつつ、円とガスの間隔に注意して進む後半戦

ロードアウトを設定しよう



バトルロイヤルに挑む前に、まず「ロードアウト」を設定しよう。ロードアウトは、使用する銃、投擲物などを選び、ひとつのセットとして保存しておく機能を指す。詳細はあとで書くが、このロードアウトがあれば、戦いで優位に立ち回ることができる。選べる武器やPerk(特殊な能力のようなもの)は、プレイヤーのランクが上がるごとに増えていく。「コール オブ デューテモダン・ウォーフェア」を所持しており、かつマルチプレイをよく遊んでいる人なら問題ないが、本作を単体でダウンロードしている人は、レベルを上げる必要がある。初心者であれば、TRIOS(3人1組)やQUADS(4人1組)などのチーム制でバトルロイヤルを遊び、装備を充実させていこう。もちろん、ロードアウトを使わずとも1位にはなれる。だが、確率は低い。



銃の使い心地は人それぞれだが、アサルトライフルの「M4A1」か「M13」、サブマシンガンの「MP5」か「MP7」あたりがオススメ。いずれも反動が少なめなので、遠くの敵に対しても当てやすい。タクティカル装備なら、「スモーク」か「心拍センサー」。スモークは、敵に攻撃された際に射線を煙幕で遮り、退路を確保するため。心拍センサーは、周囲にいる敵を探すために使える。Perkであれば、サーマル系のサイトの効果を無効化できる「コールドブラッド」、UAVや心拍センサーに発見されなくなる「ゴースト」あたり。敵を倒すのではなく、生き残ることを意識した装備を作ろう。



人気のないところに降りる



試合が始まり、輸送機から飛び降りる際、あせらず、まずは視点を機体後部に移そう。そうすると、赤い煙を引きながら左右へと降りていくプレイヤーたちが見える。大半のプレイヤーは、輸送機から降下が可能になった瞬間に降りるため、開始地点の直下やその周囲は激戦になる。腕前に自信がなければ、あまり早く降下するのはオススメしない。



視点を機体後部に向けたまま参加者たちの動向を見て、左右のうち人が「少ない」ほうに、あるいは多くのプレイヤーが機内にたまっているタイミングを見計らって飛ぶ。それだけで、着陸後すぐに、ほかのプレイヤーと出くわす確率を減らせる。不安なら、降下直後にパラシュートを開き、フリールック機能を使って周囲を見ながら、降りていくプレイヤーを示している赤い煙がないところへ着くよう進行方向を調整するといい。その都度着陸地点を選ぶのが面倒なら、細かいことは考えず、とにかく遠くへ行こう。



優先すべきは「アーマープレート」とサプレッサー付きの武器



「ウォーゾーン」では、プレイヤーは「アーマープレート」を装備できる。防弾チョッキのようなもので、受けたダメージを一定まで肩代わりしてくれるのだ(最大3つまで装備可能。初期状態では2つ装備している)。実質体力が増えるため、撃ち合いでの生存率が上がる。逆に、アーマープレートがないなら敵と戦うべきではない。フィールドに降りたら、まずはアーマープレートを探そう。



アーマープレートと並行して見つけたいのが、武器だ。初期装備としてハンドガンを持ってはいるが、アサルトライフルサブマシンガンにはかなわない。建物内やサプライボックス(武器やキャッシュなどが入った箱)で銃は簡単に手に入るので、速やかに武装を整えよう。このとき、手にした銃に「サプレッサー」が付いていると上々。通常の武器は、撃つと自身の位置が画面右上のミニマップに赤い点として表示されてしまうが、サプレッサー付きの銃は、点が映らない。ほかのプレイヤーから見つかりにくくなるのだ。



装備を整えたら、白線の内側を目指して進む。すでに円内にいるなら、建物の中に入り、ジッとしていること。退屈だが、好戦的なプレイヤーたちが潰しあってくれるので、試合中盤までならまず生き残れる。




確実に倒せるときのみ攻撃する



敵を見つけても、やみくもに攻撃してはいけない。「ウォーゾーン」ではアーマープレートがあるため、相手を倒すのに時間がかかる。撃っても取り逃がすことが多い。とくにチーム戦の場合は誰かを攻撃するとほかの仲間にも気づかれてしまうので、リスクも高め。仕掛けるなら、ひとりではなく味方全員で足並みを揃えたい。



エイム(敵に照準を合わせること)に自信があるなら頭を狙うのがオススメ。頭部は、アーマープレートの効果の対象外である。さらに与えるダメージも増えるので、すぐに敵を倒すことができる。「AX-50」や「HDR」といった高威力のスナイパーライフルで頭を撃てば、ほぼ一撃だ。ただし、遠くの敵を狙う場合は、偏差射撃(対象の移動方向を予測して少し先に向かって撃つ)や、重力による弾の落下を踏まえた射撃が求められることも。「ウォーゾーン」では特定の地点に目印をつける「スポット」機能があり、スポットした場所までの距離も表示される。超長距離で狙撃するなら、スポット時の距離を基準に撃つ場所を調整するといいだろう。



購入ステーションで強力な装備を買う



フィールドに点在している購入ステーションでは、キャッシュを使って、さまざまな買い物ができる。なかでも特に強力なのが「ロードアウトドロップ」。事前にプレイヤーが設定しておいたロードアウトのうち、ひとつを選択可能な救援物資を要請できるというすぐれもの。カスタマイズしておいた銃が手に入るうえ、本来なら「ウォーゾーン」で登場しないPerkもゲットできる。言ってしまえば、ロードアウトドロップさえ呼べればそれまでの装備集めはすべて無意味になるのだが、このロードアウトドロップを購入するにはキャッシュが10000必要となる。TRIOやQUADSで挑んでいるなら仲間に融通してもらえばいいが、ソロではなかなかきつい。一定時間周囲の敵をミニマップに表示する「UAV」(必要キャッシュ:4000)や、ダウンした際に自力で復帰可能な「自己蘇生キット(必要キャッシュ:4500)」など、有用なものが多いので、そちらを優先してもいい。誰も助けてくれないソロモードでは、自己蘇生キットはほぼ必須となる。



ちなみに、ロードアウトドロップは、プレイヤーの近くに投下されることもある。キャッシュはもちろん必要ないので、可能ならぜひとも手に入れたいが、ロードアウトドロップを餌に誰かが待ち構えている可能性もあるため、油断は禁物。特に開けた場所にあるロードアウトドロップは、自身の装備がよほど貧弱でない限り近づかないほうがいいだろう。どこから撃たれるか、わかったものではない。



強制収容所での復活戦は、ひたすら攻める



バトルロイヤルモードで一度倒されたプレイヤーは収容所に入れられ、そこで復活をかけた一騎打ちを行う。筆者の個人的な経験による見解だが、勝つためのコツは、攻めることだ。初期地点で待っているより積極的に動いていたほうが勝率は明らかに高かった。収容所のマップは遮蔽物が多く、相手の位置を把握しにくい。待ち伏せしていると逆に回り込まれてしまう可能性があるので、こちらから探しに行くことで、そういった事態を防げるためだと思う。




「漁夫の利」を狙いつつ、円とガスの間隔に注意して進む後半戦



後半戦、円が狭まってくるにつれ、生存者同士が遭遇する可能性も高まっていく。近くで戦闘が行われていたら、まずは様子見。見届け、勝ったほうを攻撃する。生き残った側は少なからずダメージを負っているし、何より、相手に勝って油断している。突かない理由はない。装備を漁っている最中は格好の的でもあるので、一気に攻めよう。



漁夫の利」を得るのは気分がいいし戦術的にも有用だが、もちろん、自分たちがその罠にかかることもある。後半戦でも極力戦闘を避けるには、ガスが充満しているエリアを背にしつつ移動するのが無難。本作にはガスエリア内でも一定時間行動できる「ガスマスク」があるが、効果の時間は非常に短く、わざわざガスの中を通って奇襲してくるようなプレイヤーは、現状、私は1度も見ていない。ガスエリアを背後にすれば、警戒する場所を前と左右に絞れる。ガスエリアが狭まる速度は、白い円の縁との距離が短いほど遅くなっていくので、そこを目指していけば、ガスのダメージでやられるようなこともなくなる。



ちなみに、後半戦ともなるとロードアウトドロップを取得済みのプレイヤーが多く、UAVや心拍センサーを使っても、レーダーに映る対象は減りがちだ。目に映るものだけでなく、耳をすませ、足音で相手の位置を探るのも重要となる。

最後に、筆者の実際のプレイ動画(ソロモード)をお届け。最終的に1位を取っているので、立ち回りなども参考になると思う。興味があればぜひチェックしてほしい。


(文・夏無内好)


※本記事は、2020年5月1日時点のゲームバランスを基に執筆しています。


【作品情報】
■コール オブ デューティ ウォーゾーン
ジャンル:ファーストパーソンシューティング
対応機種:PlayStation®4、PlayStation®4 Pro、Xbox One、PC(Battle.net
価格:無料
配信日:現在配信中
CERO:D(17歳以上対象)
開発元:Infinity Ward
発売元:株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント、Activision Publishing


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>> 【CoD: Warzone】目指すは最後の生き残り。「コール オブ デューティ ウォーゾーン」のバトルロイヤルで勝つためのコツとは? の元記事はこちら
【CoD: Warzone】目指すは最後の生き残り。「コール オブ デューティ ウォーゾーン」のバトルロイヤルで勝つためのコツとは?