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1月16日の「初感染者」発表から、100日が経った新型コロナウイルスとの闘い。はたして、指揮官を務める安倍晋三首相の判断は適切だったのか? 安倍首相の「コロナ対策」を識者が斬るーー。

【政治責任】呆れた弁明で感染拡大の懸念

日本で初めて新型コロナウイルス感染者が確認されたのは1月15日のこと。翌16日に発表され、この日から新型コロナウイルスとの長い闘いが始まった。

3月25日東京都小池百合子知事が記者会見。週末の不要不急の外出自粛を呼びかけ、外務省は全世界への渡航自粛を要請。

その翌日の26日、安倍昭恵首相夫人がタレントモデルらとともに桜の前で撮った写真が週刊誌で報じられる。

「安倍昭恵さんについて、『夫の足を引っ張って……』という家父長制的な視点で批判するのは的外れです」

そう語るのは、「2人の子どもを持つ働く女性」である、タレントエッセイストの小島慶子さん。総理夫人といえども総理とは別人格だと、小島さんは考えている。

「でも、国会で昭恵さんについて追及を受けたときの安倍首相の“いいわけ”はよくありません」

花見の自粛が求められているなか、昭恵夫人が芸能人らと桜の前で撮った写真が報じられたときには“レストランの敷地内だから花見ではない”と強弁した安倍首相

さらに4月15日、『文春オンライン』が3月15日に昭恵夫人が大分旅行に行っていたことを報じると、 “3密ではない”から大丈夫4月17日の国会で擁護している。

「しかし、この答弁の翌日からの週末、江の島吉祥寺で人出が多かったことが報じられました。『3密でなければ出歩いて大丈夫』と、安倍さんの弁明がお墨付きを与えてしまったのではないかと懸念しています」(小島さん)

コロナとの闘いが始まって100日。識者の評価は辛辣だが、闘いの終わりはまだまだ見えていない。これからの100日も厳しく見守ろう。

「女性自身」2020年5月12・19日合併号 掲載