家にこもる日々が続き、身体がなまっている…。トレーニングできなくて、筋肉が落ちてきた…。新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴う、外出自粛要請の影響を受けて、そんな風に感じている方は少なくないのでは?

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プロレスラー」も同じ思いをしています。試合の多くが中止になり、いつ再開できるのか見込みが立っていない状況。トレーニングのために、ジムに通うことすらできません。

それでも鍛え上げた肉体を維持するため、プロレスラーは自宅でトレーニングを続けています。そこで今回特別にレスラーの皆さんに「 #レスラーうちトレ 」を3種類、写真と動画で紹介していただくことに。

毎回ひとりずつ登場していただき、外出自粛でトレーニングに行けない「ウレぴあ総研」読者やファン向けに、ビギナーでも挑戦しやすい、簡単なトレーニングを教えていただきます!

初回はDDTプロレスリングの大会に参戦する、プロレスラーとしても活躍する格闘家、青木真也選手(Twitter:@a_ok_i )です。

#レスラーうちトレ その1 タックル切り+ジャンプ

やり方

1.立ちの体勢から床に腕を付く

2.そのまま脚を後ろに持ってきて、腕立て伏せの体勢になる

3.腕立て伏せの状態からジャンプして立ちの体勢になる

1〜3をこれを10回繰り返す

鍛えられる部位

全身

やってみた感想

2回ほどやるだけで心拍数がかなり上がります。いい運動…。

タックル切りとは
タックルとは、格闘技で相手を倒し、自分にとっていいポジションを取るために、相手に密着していくことを指す。タックル切りとは文字通り、相手のタックルから自分の身を守る(ディフェンス)こと

#レスラーうちトレ その2 ワニ歩き

やり方

1.地面に両手足を付いて、這いつくばるような体勢になり、全身を支える
2.右手を前に出すのと同時に、左足を前に出す

3.左手を前に出すのと同時に、右足を前に出す

1〜3を繰り返す。目安は10往復(廊下や部屋などの端から端を往復する)
2と3は逆でもOK。自分の出しやすい手足で調整する

鍛えられる部位

全身

やってみた感想

特に背筋と腕の筋肉を使えている実感があります。

次は下半身を集中して鍛えよう

#レスラーうちトレ その3 アヒル歩き

やり方

1.地面にしゃがみ込み、両足首を外側から掴む

2.そのまま小さく歩く

1〜2を10往復繰り返す(廊下や部屋などの端から端を往復する)

鍛えられる部位

下半身全体

やってみた感想

普段意識しない太ももの裏側を使っている感じがあります!

今回青木選手の撮影を急遽手伝うことになりました。室内に適切な撮影場所を用意できなかったため、近場の屋外で撮影しましたが、室内でできるトレーニングばかり!

しかも、シンプルな動きばかりなので、運動が苦手な方でも、普段トレーニングをしない方でも、チャレンジしやすいはずです。

トレーニングをする上で効率を重視するなら、まずは大きな筋肉(太ももやお尻、胸、背中など)を鍛えるのが良いとされます。

青木選手が教えてくれたトレーニングは、全身や下半身をはじめ、大きな筋肉を鍛えられるものばかり。早速お試しください!

「 #レスラーうちトレ 」は原則リレー形式で回していきます。青木選手が指名するのは、DDTプロレスリングのHARASIMA選手。次回もお楽しみに!

青木真也選手プロフィール

1983年生まれ、静岡県静岡市出身の格闘家。小学生のときに柔道を始め、2002年に全日本ジュニア強化選手に選抜される。早大在学中、柔道から総合格闘技に転身し、「修斗」ミドル級世界王座を獲得。大学卒業後に就職した静岡県警を2カ月で退職。総合格闘家として活動を再開し「DREAM」「ONE FC」などで世界ライト級チャンピオンに。著書に『ストロング本能』(KADOKAWA)、『空気を読んではいけない』(幻冬舎)がある。Twitter Instagram