リヨンジャンミシェル・オラス会長が、同所属のオランダ代表FWメンフィス・デパイの去就について口を開いた。イタリアメディア『フットボールイタリア』が10日に伝えている。

 デパイはリーグ・アン第18節でレンヌ戦に出場。0-1で敗れた試合に先発しハーフタイムに途中交代を余儀なくされていた。リヨンは試合後、デパイが左ひざの前十字じん帯を断裂したとして、少なくとも6カ月は離脱する可能性があることを発表。これにより、今季は絶望となっていた。

 デパイを巡ってはミランなど複数クラブが関心を示していると伝えられており、同会長は代理人の退団を示唆する言葉を語った。

「メンフィスは私に『戻ってきたら状況を話し合う準備ができている』と言ってきた。彼の代理人は、私たちが来シーズン、ヨーロッパのコンペティションに参加しなければ、他を探すだろうと言ってきた」

移籍が噂されるデパイ [写真]=Getty Images