中国の装甲車両の発展動向について分析した文章を、ロシアの専門家が英ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー誌に投稿し、「解放軍市場」の巨大さに羨望の目を向けた。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

  中国は可能性のある市場ならどこでも自らが開発した装甲戦車を売り込んでいる。中国軍の主力戦車はもとはほとんどが旧ソ連ロシアが最初に供給した武器・装備に関係しており、以前は他国の支援で関連武器のバージョンアップを図っていたが、現在の新型装輪戦車はいずれも自力で開発・生産したものだ。大きな成果は収めたが、中国はいまだに一部の分野で経験を蓄積中で、国外から一部の専門技術を購入している。装甲戦車の動力モジュールがその鮮明な例だ。関連エンジンと伝動装置は中国国内で生産しているが、西欧の構造をベースにしている。

  人民解放軍は中国が独自に開発した軍用車両の主な消費者で推進力ではあるが、大部分の装輪装甲戦車は外部市場にも非常に適している。売り込みは主に業界大手の中国北方工業公司が行う。同社は地上の戦闘行動に適したあらゆるタイプの武器・装備、主力戦車、装甲輸送車、大砲、ミサイルシステム、制動ミサイルから歩兵武器、軽量小型武器および最大155ミリ口径の弾薬まで基本的に提供できる。保利技術公司も各種装輪戦車を輸出している。ただ、すべての輸出製品を人民解放軍が装備しているわけではない。

  内部市場の将来性をみると、中国はバランスのとれた履帯式戦車と装輪式戦車の混合編成モデルを選択し、この10年で人民解放軍向けに大量の新型装輪式戦車を開発・供給した。装輪式戦車は履帯式に比べて明らかな優位性がある。

  一方、外部市場の将来性をみると、世界の装輪戦車市場の競争は激しく、中国は詳しい輸出データを公開していないが、すでに多くの戦車をアフリカ、中東、アジアに輸出し、時には外交政策と絡めて価格面での優位性で積極的に製品を売り込んでいる。(編集担当:米原裕子)