2018年8月のアトレティコ戦で豪快なダイレクトボレー弾を決めて勝利に貢献

 インテルアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスは、名門バルセロナが獲得に乗り出すなど今夏の注目銘柄の1人と目されている。22歳と伸び盛りのアタッカーに米メディアが再脚光。2年前の華麗なジャンピングボレーを回想すると、「まさに飛行」と改めて称賛が送られている。

 母国アルゼンチンのラシン・クラブでキャリアをスタートさせたラウタロは、2018年7月にインテルと2023年までの5年契約を締結。2年目の今季もベルギー代表FWロメル・ルカクに次ぐリーグ戦11ゴールを挙げるなど、セリエAで3位につけるチームの重要な得点源として攻撃を牽引してきた。

 バルセロナが引き抜きを画策しているともされ、注目を集めるラウタロに米スポーツ専門局「ESPN」のサッカー番組「ESPN FC」も注目。公式インスタグラムで「ラウタロ・マルティネスが飛んだ」と綴り、一本のプレー動画を投稿した。

 2018年8月11日マドリードで行われたインターナショナル・チャンピオンズカップアトレティコ・マドリード戦(1-0)、前半31分に左サイドを駆け上がったガーナ代表DFクワドォー・アサモアがゴール前にクロスを送ると、走り込んだラウタロは空中でこれをボレーシュート。ジャストミートした一撃は相手の名手ヤン・オブラクが守るニアサイドをぶち抜いてゴールネットを揺らした。

 元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチACミラン)のカンフーボレー弾を彷彿させる一撃には、ファンから「まさに飛行」という称賛のほか、「バルサへようこそ」「彼を買うべきだ」と獲得推奨や歓迎の意を示すコメントも多く見受けられた。ラウタロは新シーズン、バルセロナへ移籍することになるのだろうか。(Football ZONE web編集部)

インテルFWラウタロ・マルティネスのジャンピングボレーに称賛【写真:Getty Images】