株式会社ブリスコラ (本社:東京都港区、代表取締役:末貞 慶太郎、以下、ブリスコラ) は、ブリスコラのコンサルティング、製品、サービス、及びソリューションが一般財団法人 日本気象協会に採用されたことを発表します。日本気象協会はブリスコラのソリューション群を使い、気象解析データなどのAPI外部提供用のプラットフォームとしていきます。
ブリスコラのAPI事業における製品・サービス・ソリューションの全ポートフォリオであるBriscola API Management Service(BAMs)で支援した具体的な内容は下記となります。

●API Gateway POCアドバイザリーサービス
POCを行うことで、製品・サービス導入前にAPIプラットフォームの要件を確定し、ブリスコラの高い技術力を認識することができ、適切かつスムーズなAPIゲートウェイ構築を実現しました。

●API標準化アドバイザリーサービス - API標準規約の策定
API標準規約は、API利用者の利便性の向上や利用を促進するために、OpenAPI Spec 3.0*に準拠し、API提供時に共通化すべき事項や留意点を網羅しています。ブリスコラはこのAPI標準規約のノウハウを活用し日本気象協会の社内API標準規約を策定しました。各API開発担当者はこれを参照し、統一的なAPIフォーマットやAPI仕様の記述法、テスト環境などを設計しAPIを開発することで、API利用者の利便性を高めています。

●BAMs Gateway - APIプラットフォームの構築
APIプラットフォームはAPIのサービスを提供する上で、API利用者の認証、各APIアクセスの認可、URLルーティング、キャッシュ、サーバーロードバランス、およびセキュリティ対策などを有しています。核となるAPIゲートウェイには「Kong」製品をベースにした「BAMs Gateway」を採用しています。Kongの持つ多様なプラグインによるAPIのセキュリティを高めるさまざまな認証方式への対応、アクセス制御とトラフィック制限、およびロギングによりAPIを集中的に制御・管理するとともに、気象データが災害時などAPI利用者からのアクセス数が膨大になるピーク時にも高パフォーマンスを実現できます。また、BAMs Gatewayにはブリスコラ独自開発の日本語管理コンソール「BAMs Manager」が含まれておりAPI管理者の運用の生産性向上を実現しています。

●APIポータルの構築 (ソリューション)
APIポータルは社内のAPI利用者向けに、APIの検索やAPI仕様が確認できる機能を提供します。


日本気象協会からのコメント】
気象解析データは社会生活やビジネスに欠かせない情報であり、多くの局面でこのデータを利活用し、
ユーザである事業者自らが気象解析データと自社データをマッシュアップしきめ細かなサービスを提供するニーズが高まっています。これらのニーズにこたえるために、日本気象協会では各事業者が加工しやすい解析データのAPI外部提供を計画し、APIの開発、公開、及び運用にわたるライフサイクル全体を網羅するプラットフォーム構築を検討しました。
今回、ブリスコラの技術力や、API管理のオープンソースソフトウェア市場で最も採用されている「Kong」製品をベースにしたAPIゲートウェイ構築の豊富な導入実績を拝見し、ソリューションを導入しました。


■一般財団法人 日本気象協会 について
1950年に誕生した日本気象協会は、天気予報に代表される気象予測事業に加え、再生可能エネルギー、環境アセスメント、大気解析事業、防災・減災・安全管理に関する事業など、気象に関するコンサルティング事業を通じ、公共に資する企業活動を展開しています。海外では31の国の地域で、気象と水象のコンサルティング事業による国際協力および民間投資に資するビジネス事業展開をしています。
https://www.jwa.or.jp/

■株式会社ブリスコラについて
株式会社ブリスコラは、デジタルテクノロジ(ビッグデータ、IoT/M2M、センサークラウド、AI等)を活用した幅広いアプリケーションやサービスを実現するために鍵となるAPIソリューションに特化した事業支援会社です。Kong製品の提供とともにAPI利活用に関わるコンサルテーションやAPIプラットフォームの構築支援についても多くの実績があります。
http://www.briscola.co.jp/ (企業サイト) https://www.webapi.tokyo (API専用サイト)

■Briscola API Management Service (BAMs) について
ブリスコラが提供するAPI事業における製品・サービス・ソリューションの全ポートフォリオの総称です。主軸製品の「BAMs Gateway」は、オープンソースのAPIゲートウェイとして世界で最も採用されている「Kong Gateway」の最新版にブリスコラ独自開発の管理コンソール「BAMs Manager」を実装し、技術サポートを含めたサブスクリプション製品です。さらに、APIライフサイクル全体をサポートするために必要となる、様々なサービスやソリューションも提供しています。
https://briscola-api.com/ (ブリスコラAPI事業専用サイト)

※ OpenAPI Spec 3.0:グローバルな標準化団体であるOpen API Initiativeが規定するAPI記述法の標準フォーマット
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。

配信元企業:株式会社ブリスコラ

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