現役時代にレアル・マドリードなどに在籍した元コロンビア代表のエドウィンコンゴ氏が、麻薬取引に関与したとして逮捕された。12日に、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 現在43歳のコンゴ氏は、1999年コロンビアオンセ・カルダスからレアルへ移籍。2002年まで在籍していたが、その間はバジャドリードやヴィトーリア・ギマランイス、トゥールーズなどにローン移籍を繰り返していた。

 引退後、コンゴ氏はスペインサッカー番組『エル・チリンギート・デ・フゴネス』に解説者として出演しており、視聴者にも馴染みのある存在だった。また、2017年には慈善試合でレアルレジェンド代表としても出場している。

マルカ』によると、スペイン警察が逮捕した麻薬密売ギャングの関係者を調査していたところ、コンゴ氏に行き当たったという。12日に逮捕されたコンゴ氏は「麻薬密売には関与していない」と声明を発表しており、その後釈放されたという。

 テレビ出演するようになる前に、コンゴ氏はビジネスマンとして商業取引を行っていた過去がある。この時に、麻薬密売に関連している人物と関わった可能性も取り沙汰されている。

2017年にレアルのレジェンド代表としてプレーしたコンゴ氏 [写真]=Getty Images