2002年にニンテンドーゲームキューブで発売された『ゼルダの伝説 風のタクト』。ゲームキューブ初となる『ゼル伝』シリーズとして発売された本作は、3Dゼルダ作品の中でも独特の雰囲気を持っており、発売から20年近くが経過した現在も熱狂的なファンを抱える名作だ。

 3Dゼルダ作品と言えば、昨年RTA界隈がざわつくほどの大革命が複数の作品で確認され、局所的ではあるものの非常に大きな話題となっていた。

 この記事では、昨年からの革命の連続により、以前のタイムから2時間以上も最速タイムが更新された『ゼルダの伝説 風のタクト』のRTA動画をご紹介する。

 今回紹介するのはサンダーボルトさん投稿の『【RTA】ゼルダの伝説 風のタクト Any%RTA 1:06:14 Part.1【解説】』。

 大技の発見によりタイムが大幅更新されたRTAにて、現在世界7位となる記録を解説した動画をご紹介する。

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なんでもあり!! とにかく早くラスボスを倒すことが目的のRTA

 今回サンダーボルトさんが挑んだのは「Any%RTA」という、ゲームの新規スタートからラスボスである「ガノンドロフ」を倒すまでのタイムを競うカテゴリだ。

 Any%というのは「達成率を問わない」という意味であり、バグや仕様、あらゆるテクニックを活用し、とにかく最速でクリアを目指すというもの。つまり、このカテゴリを非常にシンプルにかみ砕いてしまえば何でもありのルールだ。

 何でもありということで、本動画の中ではバグなどを利用した様々なテクニックが使用されており、通常のゲームプレイでは絶対に見ることのできない驚きのプレイシーンを見ることができる。

17年間見つからなかったテクニックの発見でタイムが大幅短縮したRTA

 さて、何でもありのAny%RTA、やはり見どころとなるのは高い精度で行われるテクニックの数々。通常では見ることできないテクニックを使用したスーパープレイを見ることができる本動画だが、今回のRTAでは気になるテクニックが使用されている。

 冒頭でも少しだけ触れているが、昨年3Dゼルダ作品はRTA界隈において大きな注目を集めていた。『ゼルダの伝説 時のオカリナ』や、『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』など、さまざまな作品でタイム短縮につながる発見が続いたのだ。

 3Dゼルダ作品で革命が続く中、『ゼルダの伝説 風のタクト』でも同じようにタイム短縮につながる大きな発見があった。それが「ハイラルバリアのスキップ」だ。

 解説によれば本作にはハイラルバリアと呼ばれるハイラル城への侵入を阻止するバリアが存在し、このバリアを破るためには多くの工程を踏む必要があるため、このバリアを不正に抜けることができれば、2時間以上もの短縮が可能になると考えられていたとのこと。

 発売から実に17年もの間、発見されてこなかったハイラルバリアのスキップだが、とあるバグ技の発見により状況が一転し、新テクニックの登場により実際に2時間半以上もタイムが短縮。

 さらに、2020年に入ってからも『ゼルダの伝説 風のタクト』の革命は続き、新テクニックが発見されたことで更に6分ほどタイムが短縮されたようだ。

 本動画では、今年発見されたばかりの新テクニックを使用し、1時間6分で『ゼルダの伝説 風のタクト』をクリアすることに成功している。

 気になるテクニックは、記録動画の46分頃から登場する。解説動画となる本シリーズでは、おそらくPart3で登場することになるだろう。新テクニックが登場する動画の投稿を楽しみに待ってみてほしい。


 『ゼルダの伝説 風のタクト』を1時間でクリアしてしまったRTA動画『【RTA】ゼルダの伝説 風のタクト Any%RTA 1:06:14 Part.1【解説】』は現在Part2まで投稿中。人力とは思えないテクニックを使用しながらゲームを進める驚きのRTAをぜひご覧いただきたい。

文/富士脇 水面

【RTA】ゼルダの伝説 風のタクト Any%RTA 1:06:14 Part.1【解説】

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