「ザ・ノンフィクション」(毎週日曜昼2:00-2:55、フジテレビ※関東ローカル)のテーマソングで、竹原ピストルが歌う「サンサーラ」が緊急配信されることが決定した。

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同番組は、普段見ることが出来ない人間の一面や人間関係、生き方、一つの職業を深く掘り下げて見えてくる隠された本質、記憶に残る事件や出来事などを取材し、その事柄のありのままの姿、事実を紹介するドキュメンタリー番組。

サンスクリット語で「輪廻転生」を意味する「サンサーラ」は、同番組テーマ曲として2003年に誕生した。当時のチーフプロデューサー・味谷和哉氏がアシスタントディレクター時代、1992年インドをロケ中、朝もやのガンジス川を眺めながら、サビの歌詞とタイトルを思いついたという。

以来、中孝介、城南海など、これまで7組のアーティストで歌い継がれており、今では楽曲を聴いたらすぐに番組の映像が浮かぶほど、視聴者に親しまれている曲である。2020年1月からは竹原ピストルバトンをつなぎ、熱い思いを込めて歌ってきた。

竹原が歌う「サンサーラ」がフルサイズで公開されるのは今回が初めてのこと。また楽曲のPR映像は、実際に番組内で放送されたシーンで構成されており、これも初めての試みとなった。

■ 番組チーフプロデューサー・西村陽次郎氏のコメント

竹原ピストルさんが歌う「サンサーラ」のメッセージは、すなわち番組が発信するメッセージでもあります。今回のPR映像を制作し、「ザ・ノンフィクション」の映像と竹原ピストルさんの歌声がシンクロする“強さ”を改めて感じました。

コロナ禍の中で、先の見えない苦しい環境に置かれている方も多いはず。そんな世の中で、この楽曲が少しでも人々の心を支える力になればと願っています。

■ 竹原ピストルのコメント(※テーマソング担当開始時のコメント)

壮大さにおいて、自分では絶対に書けない歌詞ですし、多彩さにおいて、自分では絶対に書けないメロディーです。やはりとても難しかったけれど、こういうことかな…とか、こうしてみたらどうだろう、と、自分の“間”や解釈と摺り合わせていく作業がとても楽しかったし、とても良い経験をさせていただいたと思っています。

そして、自分なりに、自分なりの体重を乗せた「サンサーラ」を歌うことができたと思っています。「サンサーラ」を歌わせていただいたこと、そしてそれを「ザ・ノンフィクション」で使っていただけること、とても光栄です。歌唱が、番組とうまく溶け合えたならばうれしいです。(ザテレビジョン

「ザ・ノンフィクション」のテーマソングを担当する竹原ピストル