株式会社Hakaliから、心のセルフケアを気軽に行えるスマートフォンアプリ「Awarefy(アウェアファイ)」(無料・一部有料コンテンツあり)が5月13日よりAndroid版先行にてリリースされました。iOS版は 5月下旬に公開予定。

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 「Awarefy(アウェアファイ)」は、「毎日の気づきを増やす」をコンセプトとした、心のセルフケアを気軽に行えるスマートフォンアプリ。

 日々感じたことやコンディションをチャットボットに対話するように入力できる「感情メモ」や、蓄積された感情メモを定期的に分析した「感情レポート」、「チェックイン」と「チェックアウト」で朝と夜に自分自身の「ココロとカラダ」の状態(コンディション)を入力できる機能を搭載。コンディションの推移はグラフで表示されます。

 「感情メモ」では、チャットボットの質問に答えていく事で、その日のできごと、そのできごとから感じた感情の種類や強さ、そこから思ったことや考えたこと、その出来事に対するメモのタグ付けを行うことで、一つのメモを作ります。

 チュートリアルに沿って感情メモを作成することができますので、初めて触ってもチャットボットの質問に従っていくだけで簡単に感情メモができ上ります。

 「感情メモ」が蓄積され、分析された結果が「感情レポート」となり、グラフの内容から、自分がどのような感情をどのくらい感じているかを視覚的に理解することができます。「感情レポート」を見ることでユーザーは、プラス感情の表現が多いか、マイナス感情の表現が多いかも分かりますので、自分でも知らなかった思考や感情の傾向に気づくきっかけを得ることができます。

 Awarefyでは、初心者でもマインドフルネス瞑想を行えるオーディオガイドをプログラム形式で提供。朝晩の「チェックイン」と「チェックアウト」、「感情レポート」から気が付いた悩みや不安などの解消に向け、音声でガイダンスを聞きながら瞑想を行うことができます。

 もし「感情レポート」の中に、「悲しい」「怒り」が強い傾向にある時に効果的なのが、アプリ内にある、「アンガーマネジメント」や「認知のゆがみ」などの解説を音声で聞くことができるコンテンツ。心の働きについて知ることで、自分の考え方の傾向がどのような方向性になっているのかを知ることができます。

 また、ストレスを和らげたり集中力を高めたりといった効果に注目が集まっている「マインドフルネス瞑想」や、「毎日の瞑想」のコンテンツも収録されており、眠りや心の動き、感情の変化と向き合うことができます。柔らかい女性の声のアナウンスが瞑想の手助けをしてくれます。

 このオーディオガイドは、現役のマインドフルネスインストラクターや公認心理師・臨床心理士が執筆・監修しており、ユーザーが安心してプログラムに取り組めるよう考慮されています。

 近年、国内外の精神疾患患者数は年々増加傾向にあり、特にうつ病を含む気分障害の患者数が急速に増えています。外出自粛による屋外でのストレス発散がなかなか難しくなっている昨今、自宅でのストレスがさらに増加傾向にあると言われています。このストレスが自律神経を乱し、うつ状態へと繋がっていきます。

 毎日の感情を記録することは、自分自身の心の健康を管理することに役立ちます。増加傾向にあるうつ病を予防するためにも、こうしたアプリを活用していくと良いかもしれませんね。

情報提供:株式会社Hakali

(梓川みいな)

心の状態を見える化 セルフケアアプリ「Awarefy」リリース