ファイヤー・スネイル


 野生生物においては、特に捕食者から身を守るために赤や黒、緑や青などの派手な体色(警告色)を持つものが存在する。

 マレーシアに生息する「ファイヤー・スネイル(火のカタツムリ)」と呼ばれているカタツムリは、赤と黒の体色を持ち、なんとも強烈なインパクトを放っている。

 その外観から密輸対象になっている他、森林破壊による生息地も減少しているため、今や希少な存在で絶滅の危機に瀕しているという。『Oddity Central』などが伝えている。

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マレーシアの特定の地域にのみ生息するファイヤー・スネイル

 Platymma Tweedieiという英語名を持ち、「ファイヤー・スネイル」として知られている赤と黒のカタツムリは、1938年マレーシアキャメロンハイランド地区にあるテロムバレーという場所で初めて発見された。

 以降、テメンゴールクランタン州でもその姿が確認されたが、それ以外の場所では一切発見されておらず、結局このカタツムリキャメロンハイランド地区の半径100kmの範囲内にしか生息していない可能性が高いとされてきた。


 マレーシアサバ大学(UMS)の環境保護論者Junn Kitt Footさんによると、ファイヤー・スネイルは、雲霧林など非常に涼しく湿度が高い環境でしか生息できないようだ。

 しかも、そうした限られた生息地内でさえ、今ではその姿を滅多に見ることができなくなっているという。

Stay At Home Pls😷😷😷😷😷😷😷😷

Posted by Maxs Exotic Pet Garden on Tuesday, 31 March 2020

マレーシア半島最大の在来種は絶滅の危機に瀕している


 ファイヤー・スネイルは、直径7cmまで成長できる独特の黒い殻と名前の由来になった真っ赤な足が特徴だ。

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Posted by Maxs Exotic Pet Garden on Sunday, 12 April 2020

 カタツムリの種としては非常に珍しい色であることから、マレーシア以外でも特にドイツロシアイギリスカタツムリコレクターや愛好家の間で大変な人気を博し、密輸の対象になっている。

 しかし、このカタツムリは飼育下での繁殖が非常に難しく、一旦生息地から出されると長く生きることができない。

 そのため、コレクターたちは常に新しいカタツムリを入手しがちになり、そうした行為が個体数の軽減に繋がっているとも言われている。


 また、生息地で起こっている大規模な森林破壊も、数が減少している理由のひとつに挙げられているようだ。

 なお、野生生物の警告色を思わせる毒々しい色の組み合わせを持つこのカタツムリに、実際に毒があるか否かということは、明らかにされていない。

written by Scarlet / edited by parumo

全文をカラパイアで読む:
http://karapaia.com/archives/52290721.html
 

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