昨日お伝えした、店員がふざけて冷蔵庫に入り写真をアップしたブロンコビリーが店舗の閉鎖を発表 店員に対して賠償請求も検討というニュース。

『Twitter』や『2ちゃんねる』では、この対応について議論が白熱。

「社会的な制裁は必要」

「類似事件が増えているので、こういう賠償の話が出てくるのはいいこと」

といった会社側の対応は適切であるという意見がある一方で、

「そもそも、閉店までしなければいけない問題か?」

「清掃すればすむ話で、閉店とか賠償とかはやりすぎ」

と、会社側はやりすぎであるといったような意見もあるようだ。

この問題に対し、ドワンゴの川上会長なのではとみられているかわんご(@kawango38)さんは『Twitter』にて、

「サイテーな経営者だな。くだらない」

とこのニュースを報じた記事に対して意見し、

「悪ガキのおふざけにお灸を据えるのに、彼の人生を台無しにさせることで世間に責任を果たしたつもりのクソ経営者。そして他人の不幸を見て悦に入りながら、社会正義を執行した気分にひたる賛同者。」

「ま、どうせ不採算店の整理の口実にうまく使おうとしたというところで2重に偽善だね。もし、儲かっている店をこれで閉鎖するのだとしたら経営者としてもただの馬鹿だ。」

ツイートしている。また、脳科学者の茂木健一郎(@kenichiromogi)さんも、その後のかわんごさんの「大した給料も払っていないバイトの不悉末に損害賠償を請求する企業に拍手喝采するひとってなんなんだろうね」というツイートに「同感」とし、

低賃金で働いているバイトの不始末で、店舗閉鎖とか、フランチャイズ取消とかする「経営判断」の方がお粗末なのであって、それで損害賠償請求とか、明らかに常軌を逸している。バランス感覚、なさ過ぎだよ。それを拍手喝采する「世間」は、程度低すぎ。

と続けてツイートしている。

「不採算店の整理の口実では?」というのは、閉店するという発表の直後からネット上で指摘されていたが、これに対しては会社側が報道陣に対して「採算が取れていた店舗」と語っている。

果たして今回の会社側の対応は適切だったのかどうか。今後も議論は白熱しそうな感じである。

※画像は、今回の問題の発端となったもの。『Twitter』より引用