バイエルンは、インテルからローンで加入しているクロアチア代表MFイヴァン・ぺリシッチの獲得について価格交渉を行うようだ。イタリアメディア『フットボールイタリア』が伝えている。

 ペリシッチは元フランス代表FWフランク・リベリーと元オランダ代表FWアリエン・ロッベンが退団したことから後釜として2019年8月にレンタルで加入。2011年から2015年にかけてドルトムントヴォルフスブルクプレーしており、4年ぶりのドイツ復帰となった。今シーズンはここまでリーグ戦15試合に出場して4ゴール5アシストを記録している。

 ペリシッチの買い取りには2000万ユーロ(約23億円)の値札が付いている。インテルは当初その移行の決定期限を2020年5月15日と定めていた。しかし、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、新型コロナウイルスによりリーグ戦が中断した影響を受け、バイエルンインテルはこの決定期限を解除したことに合意し、今後話し合いが行われるという。『フットボールイタリア』によると、バイエルンはこの価格が高すぎると考えているようだ。今後交渉を行い、価格を引き下げた場合のみ買い取りを行うという。

 ブンデスリーガで現在首位に立つバイエルン新型コロナウイルスの感染拡大によって3月13日から中断していたが、徹底的な衛生管理のもと、無観客5月16日からリーグ戦が再開することが決定している。

ぺリシッチの去就はどうなるのだろうか [写真]=Getty Images