新型コロナウイルスの影響で中断していたブンデスリーガが16日に再開し、ドルトムントシャルケと対戦。ドルトムントに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドが、ブンデスリーガ再開を祝う第1号弾を決め、試合後に自身のツイッターに喜びの声を綴った。17日に、アメリカメディア『ユーロスポーツ』が報じている。

 第26節シャルケ戦が、リーグ戦再開後の初戦となったドルトムントは、自慢の攻撃力が爆発。トルガン・アザールが右サイドから鋭いクロスを供給すると、ハーランドが左足で上手く合わせて先制点を挙げた。その後もドルトムントは攻撃の手を緩めず、4-0でシャルケに快勝。“ルール・ダービー”をゴールラッシュで飾った。

 試合後、ハーランドはツイッターを更新。先制点を決めた後に披露した体を揺らすようなゴールパフォーマンスを行う自身の写真と共に「戻ってこられて良かった」とキャプションを添えた。

 一方、新型コロナウイルス感染拡大防止のために無観客で行われた同試合は、やはり異様な雰囲気の中で行われることになった。ドルトムントを率いるリュシアン・ファーヴル監督もそれを感じていたようで「ゴールが生まれても、何も起こらない。それはとても奇妙な光景だったよ。本当にサポーターが恋しい」と、満員のスタジアムで試合ができない現状を嘆いた。

ブンデス再開後の第1号弾をマークした、ドルトムントのハーランド [写真]=Getty Images