バルセロナユヴェントスは、主力3選手が絡む超大型トレードの原則合意に至ったようだ。17日、イタリアメディア『フットボールイタリア』が報じている。

 この2クラブ間では、かねてから主力選手の移籍やトレードの噂が多数取り沙汰されていた。そして今回合意に至ったとされるのが、ポルトガル代表DFネルソン・セメドとボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表MFミラレム・ピアニッチ+イタリア代表DFマッティア・デ・シリオ+2500万ユーロ(約29億円)という超大型トレードだ。ユヴェントスの2選手は以前からバルセロナ入りの報道があり、セメド獲得のトレード要員としての移籍が実現することとなる。

 今回のセメドと2選手+金銭のトレードは、バルセロナのセメドに対する評価が非常に高かったために起こったとみられている。同メディアによれば、クラブはセメドに5000万ユーロ(約58億円)の価値をつけていたと言い、それが今回の大型契約の原則合意につながった模様。一方、ピアニッチとのトレードが噂されていたブラジル代表MFアルトゥールは移籍を拒否したため、30歳の司令塔も今回のディールに含まれることとなったようだ。

 果たして2クラブはこのビッグディールの正式合意にこぎつけることはできるのだろうか。

移籍合意したというセメド(左)、ピャニッチ(中央)、デ・シリオ(右) [写真]=Getty Images