ナポリがグレミオのスター獲得に近づいているようだ。選手の父親が明かした。

ナポリが狙っているのは、グレミオに所属するブラジル代表FWエヴェルトン(24)。2019年のコパ・アメリカで得点王に輝き、注目を集めると、エバートンナポリへの移籍が浮上。しかし、グレミオの会長は「正式なオファーは受け取っていない」と主張していた。

ヴェルトンには、契約解除金1億2000万ユーロ(約141億5000万円)とう破格の契約条項があり、各クラブが手を出せない状況に。しかし、グレミオは交渉の余地があるとしていた。

そんな中、エヴェルトンの父親であるカルロスアルベルト・ソアレス氏がブラジル『Gaucha ZH』で息子についてコメント。どうやら、ナポリは明確なプロジェクトを持っているようだ。

ナポリが彼のところにやってきて、プロジェクトについて話していた」

「彼らは来週、公式なオファーをグレミオに送るべきだよ。ナポリは美しい街で、クラブは定期的チャンピオンズリーグに出場しており、とても良いチームだ」

「安定した財政状態にあったので、グレミオは反対していたが、今回の危機は全ての人を襲い、ヨーロッパのクラブはそれを理解している」

「彼はすでに24歳であり、移籍するかどうかについて不安があるのも事実だろう」

グレミオの会長の言葉通り、クラブへの正式オファーはなされていないものの、選手へ計画が伝わった模様。近日中にもオファーを出す可能性はある。

一方で、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大により、クラブの財政問題が発生。グレミオとしては売却して現金を手にしたいところだが、ナポリがどのように交渉をするのか注目だ。

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