あちこちに葉が茂る異様な部屋。これは中国のある男性がシェアしたアパートの中だ。
この男性や家族は昨年末ごろ、出張や帰郷などでこのアパートを離れている間に新型コロナのロックダウンの影響で戻れなくなり、感染のピークが過ぎた先月末にようやく帰宅した。
だが、そんな彼を迎えたのはジャングルのように変わり果てた空間だった。
白い壁をぐるりと囲む緑の侵略者はおそろしいまでに伸びたつる植物だ。かつては小粋なインテリアだった部屋のグリーン。そのとんでもない育ちっぷりが視聴者の度肝を抜いている。
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同僚に、4日間植物の面倒をしっかり見といてと頼んだら、とんでもない勘違いをしていたようだ。
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コロナで留守にしてた男性。自宅がジャングルに!?
こちらは中国の河北省廊坊市にあるアパートの一室。この部屋は映像の投稿者で住人でもある男性の自宅だ。
だが、見ての通りあたりはジャングルのような様相。植物に侵食されたっぽいインテリアが趣味なのか?と思いきや、彼はコロナの影響で半年以上も帰宅できずにいたという。
昨年冬、新型コロナの蔓延前にアパートを出ていた男性や家族は、ロックダウンにより立ち往生するはめに。その後ようやく流行のピークが過ぎ、およそ7カ月ぶりの自宅に戻ると葉っぱだらけの室内に目を疑った。
壁をつたって伸び放題の葉。緑がすぎる部屋
もともとは部屋の隅を飾っていたらしいグリーン。それが家族の居ぬ間に思う存分つるを伸ばし、空間の占拠に乗り出したというわけだ。
反対の壁まで伸びたつる。この部屋は完全に包囲されている
テレビの上にもたっぷり葉が
観葉植物って放置するとこんなになるのか?
不在中に兄が水やり?いたずらで放置疑惑も
ポトスとみられるこの植物は日当たりが少なくとも生育し、わりと簡単に成長することでも知られる。だがいくら丈夫なタイプとはいえ、半年以上も放置されてこんなに元気でいるのものだろうか?
それがどうやらこの男性、なんと不在中に同じアパートの住人で合鍵を持っていた兄に、たまに水をやるよう頼んでいたようだ。
ならその兄さんが伸び放題のつるを手入れすれば良かったのかもしれないが、そのへん弟と話し合ったりしなかったのかな?てかもしや、いたずらのつもりであえて放置してたとか?
かくして男性が知らぬ間にひっそりと、だが着実に侵略をすすめた観葉植物。コロナ渦に巻き込まれた人間をよそに、無人エリアでテリトリーを広げるタフな植物にゃほんと脱帽だわ。
written by D/ edited by parumo
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