麗澤大学(千葉県柏市/学長:徳永澄憲)では、5月7日から、延期されていました2020年度1学期の授業を遠隔でのオンライン授業として開始いたしました。この数ヶ月、教職員一丸となってオンライン授業に真剣に取り組み、教育の質を落とすことなく、今までのような学びの場を提供できるよう準備を重ねてきました。特に授業開始日から3週間の「調整期間」を設けるなど様々な問題に対処し、同時に、本学の教育スタンスである「小規模にこだわる」「国際性にこだわる」姿勢を貫きながら、この劇的な学修環境の変化に留学生を含む学生が一人として取り残されることがないよう、全力を尽くして対応してきました。

しかしながら、麗澤大学のキャンパスがある千葉県は外出自粛や休業要請を継続、引き続き先の見えない困難な状況が続いており、特に中小企業の破綻等、経済の停滞は益々深刻さを増し、生計維持者の収入減、学生アルバイト先の休業等による収入減などで学修や学生生活に影響が出始めています。

このような影響を受けた学生に対して、緊急的な経済支援が必要であると判断し、このたび、麗澤大学独自の経済的支援を策定致しました。このほか、教職員、卒業生による学生支援募金も行う予定です。

学長の徳永澄憲は「『学生の皆さんを一人として取り残さない』という考えのもと、出来る限りの支援をしたいと考えています。これらの支援が少しでも学修を止めないきっかけや手助けになることを祈っています。」と述べています。

【本学独自の経済的支援】
1.コロナウイルス感染症の影響で家計が急変した世帯の学生への支援について
  授業料等学費について、最大56万5千円(半期分の授業料および施設費)の減免を行います。
  ※条件・手続き等について、5月25日以降に大学ホームページにて公開予定。

2.インターネット環境整備への支援について
遠隔授業の受講にあたり、経済的な理由により環境整備が難しい学生へ、パソコン、Wi-Fiルーター等の貸与を行います。

3.学費の延納について
学費の延納期限を6月30日とします。※本来は3月31日が期限

新型コロナウイルス感染症拡大に伴う学生支援募金】
コロナウイルス感染症の影響で、アルバイトができなくなり、生活が困窮している学生の経済的支援の財源とするため、教職員、卒業生による学生支援募金を行います。
■対象者:教職員、教職員OB、卒業生(1口 5千円)
■期 間:6月末まで


【麗澤大学について】
麗澤大学は昭和10年、創立者の廣池千九郎(法学博士)が「道徳科学専攻塾」を現在のキャンパス(千葉県柏市光ヶ丘)に開塾したことから始まります。心豊かな人間性を養い、国際社会に貢献できる人材の育成をめざし、今では大学・高校・中学・幼稚園を開設しています。また留学生の受け入れも積極的に行っており、キャンパスには世界約30の国・地域から留学生が集まり、さまざまな言語が飛び交っています。

配信元企業:麗澤大学

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