チェルシーは、アタランタに所属するドイツ人MFロビン・ゴセンスの獲得を狙っているようだ。21日、イギリス紙『デイリー・エクスプレス』が報じている。

 左サイドバックを務めるスペイン代表DFマルコス・アロンソイタリア代表DFエメルソン・パルミエリに退団の噂があるチェルシーは、今夏新たな戦力の補強を望んでいる。当初はレスターイングランド代表DFベン・チルウェルがターゲットとなっていたが、クラブの徹底抗戦に遭い獲得を断念。そこでチェルシーアタランタのゴセンス獲得へと目標を切り替えるようだ。

 ゴセンスはアタランタで左ウイングバックを務めるドイツ出身の25歳。初参戦のチャンピオンズリーグでベスト8進出を決めたチームの中心選手の1人として、今季は公式戦30試合で8ゴール5アシストという目覚ましい活躍を見せている。1月にはリヨンが2500万ユーロ(約30億円)のオファーを出したが却下されているため、チェルシーは獲得に向け3000万ユーロ(約35億円)以上を用意することとなるようだ。

 今季一躍その名を世界に知らしめたレフティーは、プレミアの強豪へとステップアップを果たすこととなるのだろうか。

アタランタで活躍を見せるゴセンス [写真]=Getty Images