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ランボ 4月単月で過去最高の新車登録

text&photo:Kazuhide Ueno(上野和秀)

日本自動車輸入組合(JAIA)が発表した4月の新車登録台数の速報を見ると、新型コロナウイルス感染症の影響は大きく、前年同月の約3分の2まで減少してしまった。

王者メルセデス・ベンツトップの座を保ったものの2288台が精一杯。前年比37.1%減に落ち込んでしまった。4月に2位となったBMWも悲惨で、1691台(前年比41.1%減)という目を覆うばかりの結果に終わっている。

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2020年4月。コロナ禍のなかでランボルギーニ日本法人は80台の新車を登録。4月として過去最高の台数を記録した。

こうした状況の中で、イタリアスーパーカーを代表する2つのブランドが、前年同月を超える販売台数を記録した。

フェラーリ2019年4月と比べて26.8%増(71台)。ランボルギーニにいたっては、33.3%増(80台)を記録し、4月単月では過去最高となった。

新型コロナウイルス禍の中で、なぜ販売台数を伸ばしたのだろうか。

例えば、メルセデス・ベンツBMWフォルクスワーゲンなどの量販メーカーは、販売台数を競い合うため、見込みで売れ線の仕様をストックする。

つまり、即納の体制を組んでいるのだ。そう、日本車と同じ考え方である。

いっぽうでフェラーリランボルギーニクラスになると、「吊るし」の状態で購入するオーナーは存在しない。

スーパーカーは注文生産?

フェラーリランボルギーニといったスーパーカーを新車で買うカスタマーの間では、ビスポークで自分だけの1台に仕上げることが主流になっている。

正式注文を受けてから製作に取り掛かるため、それなりの時間が必要になってしまう。カタログ・モデルであっても、注文生産に等しい作り方なのである。

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フェラーリランボルギーニのカスタマーは、自分好みのパーソナライゼーションを依頼して、新車をオーダーするのが主流。もちろん多額の費用はかかるが、このクラスの顧客には大きな問題ではない。

オーダーから納車までの時差があるフェラーリは、世界中から注文が殺到していることもあり、納期はコロナウイルス禍以前で1年半程度といわれていた。

もちろん、ややこしく手のかかるオーダーの場合はそれ以上にかかることもある。

ランボルギーニも「アド・ペルソナム」というパーソナライズ・プログラムを導入して以来、納車まで約1年前後の時間が必要になってしまう。

もうお分かりだろう。この4月に登録されたフェラーリ/ランボルギーニは、コロナ禍が発生する遙か前、さらに消費税が増税される前の2018~2019年に注文されたクルマなのである。

たまたま騒ぎの最中に上陸してしまったため、注目されることになった。

ちなみにフェラーリは、イタリアパンデミックの影響でファクトリーが止まり、生産に遅れが出ていたものの5月4日に再開。

デリバリーに遅れも出ているようなので、フェラーリの日本における納車状況を記しておこう。

フェラーリ納車状況 即納可も

最近は発表が先行していることと新型肺炎の影響もあり、「フェラーリSF90」「812GTS」はこれから生産に取り掛かる模様。

エレガントで控えめなスタイリングが特徴の新型車「ローマ」のプロダクションが、そのあとにスタートするようだ。

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モデルの発表会があったからといって、オーダーしてすぐに新車は手に入らないフェラーリ。早くても1年はかかるようだ。

「488ピスタ・スパイダー」については納車がほぼ終わり、昨年6月に日本でお披露目された「F8トリブート」は、日本に上陸が始まっている。

納車までの期間はやはり、早くても1年以上かかるようだ。

このほか「812スーパーファスト」「ポルトフィーノ」「GTC4ルッソ」「GTC4ルッソT」は引き続き販売中。一部のディーラーでは、即納車が見られるようになっている。

なお、ランボルギーニも休止していたファクトリーを5月4日から再開した。

2020年1月には、東京オートサロンの期間中に「ウラカン・エボRWD」を日本披露。さらに、5月7日には「ウラカン・エボRWDスパイダー」を世界初公開しているが、ラインが止まっていたこともあり、上陸まで1年近くかかりそうだ。


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